「北斗の拳」のベラ・その天下無敵な女拳士のヒロイン性!!

「北斗の拳」カサンドラ伝説打倒に重役を果たした女戦士・ベラ

　今回も「北斗の拳」のカサンドラ伝説について語っていこうと思います。

　
主題はズバリ！！　　ベラという「北斗の拳」有数のヒロイン的な存在についてです!!

それもこのベラについては、同じ女戦士としての例えばマミヤ、そして先日お話ししたジェニファーといった名だだる「北斗の拳」のヒロインたちとはまたまた決定的な差別化を図るべく、蘭山紅拳なる拳法の使い手として重役を果たしました。

　
元々カサンドラとは、ベラを始めとした数多くの拳法の伝承者達が拳王ことラオウの野望の下に収監されていたものでした。

　
最もそれらの囚人達の腕としては、恐らく「北斗の拳」の登場人物達の中でも、誇るべきものであったように思われます。

　

その拳王なりの狙いとしては、ベラの蘭山紅拳を始めとした拳法を自らのものとして伝承するためでした。

　

まさに拳王の手口通り、ベラは母親と共に収監され自身の拳法の奥義秘書までもが拳王に没収されていた、という型でした。

　
そんなある日、ベラはウイグル獄長にケンシロウ討伐を命じられ、もしそれが実現すれば母親は助かり奥義秘書は返還されるという条件でした。

　
　そのベラの、ウイグルと面談の際のやり取りにも着目です。

　
鋭い表情でウイグルを睨みつけ、「母親は無事か!?」と問い詰め、我が身よりもむしろ大切な家族の身の上を案じた、まさに熱くこみ上げてくるような信念の持主でもあったベラでした。

　
この場面ですでにベラは、「北斗の拳」有数のヒロインとしての顔を見せていました。

「北斗の拳」のベラの悲劇をバネに、恐怖伝説に終止符が打たれた!!

　ウイグルの指令通り、ベラは母親を人質に取られ、ウイグルにとっては正しく選び抜かれし右腕的存在でもあったターゲルという、黒掌十字拳の使い手の監視の下でケンシロウに闘いを挑みました。

　
この手の、ケンシロウは女には手を出せないことを巧みに利用しようとする戦略もまた、「北斗の拳」においては決定的となっております。

　

言うまでもなく、ベラにとっては究極の選択を迫られたという以外の、何物でもありませんでした。

　

かくして、ベラは生涯の最終手段というべく、ケンシロウとの戦いに身を投じるもあっけなく見切られ、ケンシロウとしてもまさにそのベラの姿に例えようもなき悲しみを感じるものでした。

　
　一方でその戦いを監視していたターゲルとしては、カサンドラの掟を破ったとのことで、話しの通りベラの母親を非情の手にかけたのでした。

　
　遂に例えようもない怒りの極致に達したベラ、母親の仇を取るべくターゲルとの一騎打ちに捨て身で乗り出しました!!

　
　「刃向かったものはたとえ女であっても容赦しない」とのターゲルの意思の下に、無残にもベラは散ってしまいましたが、言うまでもなくこの悲しみもまた、ケンシロウをさらに救世主として成長させていくことになったのです。

　
　話しは前後しますが、このベラの悲劇をバネにして、ケンシロウはレイ、マミヤと共に前回お話ししたカサンドラ伝説を打ち破り、囚人達に再び希望の光を呼び戻しました。

「北斗の拳」有数のヒロイン・ベラにモデリングすべく無敵の生き様

　今回のベラというヒロインの話題について一言でまとめ上げてしまうならばズバリ!!　　本サイトにて最も無敵なるカリスマと呼ぶに相応しい、そんな生き様であった、という風であります。

　
最も、無敵という言葉の本物の価値はどこにあるのか、その真意については中々分かりそうで分かりにくい、というのも今更ながらに気付いたところでもあります。

　
という事で、その問いについて、私なりに次のような気づきを見いだせました。

　
人間は誰しもが不安やプレッシャーというものを持っていて、そういう相手から目をそらさずに心身に向き合い、そして闘い続ける。

　
こうして、それぞれが節々における闘いの数々を乗り越えていってこそ、無敵というほどまでに如何なるむ過酷な環境においても圧し潰されない生存力を確立できる。

　

残念ながらさすがのベラも、ターゲルという右腕にはかなうほどの拳の持主ではなく、母親と共に非業の最期を遂げましたが、くどいようですが天下無敵のヒロインとして、その限りをすべて尽くしてくれた生涯であったと、強く感じずにはいられません!!

　

　これほどまでに、天下無敵と呼ぶまでの不屈な生き様を貫き通したベラでしたが、この生き様を通じて今回はまた、「本当の信頼関係とは何か?」を考え直す機会にもなってくれたと思っております。

　なぜなら、「北斗の拳」の中でもこれまた大切な家族の為にあるべき姿についても、身に染みて教えてくれたベラの無敵なるヒロイン的生き様でもありました。　

　

　親に平気で暴力を振るったり、または老いた親を家に入れないなどの虐待をしたりと、そんな型で崩壊を極めた家族との信頼関係も存在します。

　
　この点に目を向けて見ても、今回紹介した「北斗の拳」有数のヒロイン・ベラの生き様は誰もが見習うべく、素晴らしいお手本になってくれるのでは、と感じ取れます。

　「北斗の拳」のテレビアニメのご視聴については、以下よりお願いします。👇

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