「北斗の拳」の南斗五車星の雲のジュウザ、気まぐれながら恐るべし漢
「北斗の拳」の南斗五車星で、雲のジュウザの型破りで揺ぎ無き生き様
「北斗の拳」の物語としても、南斗五車星の風・そして炎が次々と殉じていく中で登場したのが、かの雲のジュウザでした。
その雲のジュウザですが、「北斗の拳」における凄絶な乱世にも拘わらず、食う・寝る・遊ぶというに相応しい、自由気ままな生活を楽しんでいたかのようでした。
原作でのジュウザのセリフにもあったように、「自由気ままに遊んで暮らす」という生き方を、生涯にわたって貫いていくべき存在として、「北斗の拳」の登場人物達の中でも、一際目立った、忘れられない存在であったに違いありません。
雲のジュウザのその暮らしぶりはと言えば、女遊びに野党達からさらった食料を飲み食いしつつ、今でいうところのチャラ男、に当たるべきキャラクターだったと、強く印象に残っております。
がしかし、そうでなくては、雲のジュウザと呼ぶに相応しい生き方はむしろ不可能であっただろうし、そんな異端とも言えるキャラの存在のおかげでまた、「北斗の拳」の物語自体が高い支持を得られたに違いないな、というところです。
この雲のジュウザ、流石はラオウにまで腑抜けと言わせたまでの、一見全ての信念を捨てて、お目出度主義ではないか、と思わせるほどではありました。
にもかかわらず、一方の見方としては、ジュウザは「北斗の拳」の物語においてはただ単に揺るがないどころか、無類無敵の信念の持ち主であり、その技としても実は有数の凄腕であったのでは、と感じざるを得ない場面も度々お目に掛かれたものです。
「北斗の拳」では、雲のジュウザもまた南斗第6の将の鍵を握っていた
只今展開している「北斗の拳」の物語においては、南斗五車星の戦士達はあくまでケンシロウをラオウ対戦での勝利に導くために次々と動いている、というところです。
が更にその先の平和のためにも、ケンシロウとその南斗第6の将とのめぐり逢いがなくてはならないものであり、実はその決定的な鍵を握っていた南斗五車星の戦士の一人こそが、雲のジュウザだったのです。
先に話したように、雲のジュウザたる者、「北斗の拳」の物語においてもあり得ないまでの、勝手気ままな暮らしぶりだったようですが、ある時そのジュウザを見かねた部下が、睡眠薬を飲ませてまで、南斗第6の将の元へ会わせに言ったほどでした。
実はその南斗第6の将こそが、「北斗の拳」の物語においては他の登場人物達も知らない者はいないであろう女性だったのです。
こういう型で雲のジュウザもまた、自らがゆくゆく殉ずるべく宿命の闘いへと導かれていくことになったのです。
正しく「北斗の拳」のテレビ番組のオープニングのセリフにあったように、運命を切り開き、またあるいは運命に導かれるべく、劇的な展開が今後待ち受けていくことになります。
我々もまた、この「北斗の拳」の南斗五車星の雲のジュウザの生き様に応えるべく、何事にも流されたり振り回されず、かつ苦悩に縛られない揺ぎ無き信念とは如何なるものか、日々見つめ直していきたいものです。
毎度紹介している「北斗の拳」の物語ですが、以下よりアニメのご視聴が可能です。👇
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です
従って、原作とは場面が異なる場合もあります。
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