アイアンメイデンの歴代アルバムの中で、無敵のランキング2選

アイアンメイデンの無敵のアルバムランキング№２について

　今回はアイアンメイデンという、前２記事において紹介してきたアーティスト達とはまたまた大きなに差別化を図るべく、というよりもこのアイアンメイデンなる存在を抜きにしては音楽文化は語れない、とまで言うに相応しい無敵のアルバムランキング２選について紹介していきたいと思います。

　
その前にまず、このアイアンメイデンなるカリスマ的存在自体についての紹介から入っていくこととします。

　

ヘヴィメタル・ロック文化を代表すべく先駆者的な存在として、アイアンメイデンはジューダス・プリーストにブラックサバスなどといったアーティストたちと共に、まさしく無敵なるカリスマ(英雄)として長年にわたりその存在を不動のものとし続けて来ました。

　
第一このアイアンメイデンなるカリスマ的ヘヴィ・メタルアーティストはもともと、1980年代の幕開けあたりに起こったNWOBHM(イギリスにおける、ヘヴィメタル・ロックのニューウェヴ)を代表する先駆者として第一歩を踏み出して以来、多彩な型で我々に資質の高い音楽文化の価値を提供し続けて来ました。

　
それ故にアイアンメイデンたるカリスマが生み出し続けてきたアルバム作品というものは、どれもこれもがなかなか斬り捨てられないほどの非凡な作品であると口を揃えて語られており、ましてやランキング付けともなるとなおさら戸惑わずにはいられない、といったところです。

　

そこでひとまず今回のところはアイアンメイデンのアルバムとして、私なりにはランキング№２に2000年発表の『ブレイヴ・ニュー・ワールド』を選出させていただくこととしました。

　
まずはこのアルバムを私なりに選び抜いた動機というものですが、アイアンメイデンが80年代における黄金期を迎え、険しき道のりを乗り越えたその末に生み出された、21世紀の幕開けを飾るに相応しい、歴史に残る大転換作となったからです。

　
　

というのも、90年代に入ってからというもの、フロントマンである不世出のシンガー・ブルースディッキンソンが新世代の幕開けと共に、新しい音楽を模索していこうとしてソロ活動に転身後、様々な紆余曲折を経て再びアイアンメイデンに復帰した、まさしく飛躍の第一歩となったのです。

　
このまさにヘヴィメタル文化の歴史に残るべく、無敵のアルバムとしてランキングすべく『ブレイヴ・ニュー・ワールド』ですが、見どころとしては以下の通りです。

　

正しく新たなる時代における、ヘヴィメタル文化の再出発を全世界に証言した曲達として、「ザ・ウィッカー・マン 」「死界への誘い」「ブレイヴ・ニュー・ワールド」という順序でスタートします。

　

オープニングを飾った、以上の３曲の流れをざっと解読しますと、第１曲目からしてヘヴィメタル文化のカリスマとして永遠に突き進み続けるという決意を新たにしました。

　


　続く２曲目では、アイアンメイデンが以前乗り越えてきた、険しき道を不屈の志のもとに、再び先導者として人々を牽引していく姿勢が読み取れました。

　



　そしてアルバムのタイトルトラックとなった、「ブレイヴ・ニュー・ワールド」ですが、ここにおいてはさらにアイアンメイデンが今まで歩み続けてきた波乱に満ちたそのカリスマ半生を悟りの境地に達した、という型で描写しております。

　
　正しくアイアンメイデンのアルバムランキングの上位に位置付けるに相応しいタイトルトラックとして、文字通り「偉大なる新世界」への道が新たにここに切り開かれている、という真実を証明しております。

　

　併せて言うまでもなく、今回アイアンメイデンのアルバムランキング№２として私が選び抜いたこの「ブレイヴ・ニュー・ワールド」たる無敵の音楽文化資産が、今日もなおアイアンメイデンがカリスマ的先導者として、音楽活動を絶え間なく続けていくきっかけとなりました。

アイアンメイデンの無敵のアルバムランキングのトップはこちら!!

次に紹介するアルバム『魔力の刻印』(1982年発表)こそが、アイアンメイデンが今後ヘヴィメタル文化におけるカリスマ的存在として世を牽引し、そして頂点に君臨していくための躍進作の第一歩となりました。

　そして何より私の立場としても、このアルバムをランキング№１に選び抜いた動機としては、アイアンメイデンのシンガーとしてブルースディッキンソン加入の第一弾作であり、実績としても本国イギリスでのチャート第一位を記録し、全てのヘヴィメタル文化の原点としての一大お手本がここに確立された、と解したからであります。

　このアルバム自体の作風としては、ヘヴィメタル・ハードロックの世界のまさに決定的な原点の１つとされる、人類社会に於ける闇の世界の描写により、現実世界を生き抜くための本質を見出していく、といった感じのところです。

　例えば、その他のアルバムにおいても、アイアンメイデンは悪魔の世界に戦争、古代エジプトからSFを題材に扱った作品まで、実に多角的な視点からの世界観を描き続けてきたものでした。

　それゆえに、人類の歴史のバイブルと称すべく、音楽文化の枠を遥かに超えた歴史的資産としての価値が高いものであります。

　

　したがって、このアルバム『魔力の刻印』の見どころそのものを私なりに解読するならば、人間社会に於ける日陰の場面にも真摯に目を向けてみる。

　これによってこそ、我々は自らの殻を破って寄り高い次元へと突き進んでいけるものである、という本質を教えているという事です。

　

　中でも私なりに選んだ曲としては、「誇り高き戦い」で アメリカの先住民族のインディアンと侵略者(白人)との戦いの場面が衝撃的に描かれております。

　 まさしく丘へと駆け上っていくかの如く、血が燃え滾るような躍動感にあふれたリズムに旋律、そしてブルースの誰もが真似のできない、豊かな声量と音域を自由自在に操るヴォーカルといった決定的な音楽的演出たるものが、最大のヘヴィメタル・ロックなりの見どころとなっております。

　これほどまでに、歴史に残るべく一大文化資産となり得たアイアンメイデンの代表アルバム『魔力の刻印』はまた、あるメディアにおいては、ヘヴィメタルアルバム100選のうちの第二位にランキングしているということです。

　


　以上のような視点から、アイアンメイデンなる、ヘヴィメタル文化の先導者カリスマ的存在のアルバムランキングのトップとして、『魔力の刻印』を私が選び抜いたわけです。

　
　このアイアンメイデンなるカリスマ的存在の唯一無二の資質の高さというものを、今回紹介したアルバム『ブレイヴ・ニュー・ワールド』と併せて、その本質を私と訪問者の皆さん共に見出していくことを目指していきたいものです。

　

　今回紹介した、アイアンメイデンの歴史に残るアルバムランキング２選 『魔力の刻印』と『ブレイヴ・ニュー・ワールド』のご視聴については、こちらよりお願いします。 👇

　

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