内海賢二氏のラオウ役に代表される生涯の実録に感謝を込めて
内海賢二氏こそがラオウ役を始め、声優界の絶大なるカリスマだった
ズバリ、内海賢二氏といえば「北斗の拳」にてラオウ役を演じた声優界の重鎮として、絶対不可欠な存在であることもまた忘れたくないものです!!
というのも、言わずと知れたラオウ役としてそのカリスマ的な地位を絶大なるものとし、ケンシロウ役の神谷明氏を始めとした声優界の盟友達とは、揺ぎ無き信頼関係にて敬意を集めてきました。
その他、「北斗の拳」における共演者たちに関しては、シン役の古川登志夫氏なんかも「北斗の拳」のみならず、例えば「Dr.スランプ アラレちゃん」などでも共演し、若かりし頃よりの盟友として知られております。
そんな内海賢二氏の部類の無敵なるキャラについてですが、何よりもラオウに代表されるべく、威厳と格調のある骨太な声質でピンとくるものです。
少なくとも私としては、かつてCMやナレーションなんかでその独特のキャラの強い、特有のドスの効いたあの声が流されるたびに、
あっ、この声と言えばかのラオウ役の内海賢二氏だ!!
みたいな感じであからさまにピンときたものです。
無論、この内海賢二氏の声に対して独特の強い印象を抱いているのは、私だけではないはずです。
ちなみに話は前後しますが、内海賢二氏の在りし日のその他の盟友達としては、「北斗の拳」においてラオウと凄絶な死闘を展開したフドウ役の飯塚昭三氏に、「ヤッターマン」のボヤッキー役などで知られる八奈見乗児氏等々、信頼関係の的であったとされております。
つきましては、そんな内海賢二氏の絶大なるお手本としての、その揺ぎ無き実録を省みつつ、我々にとっての学びというものを見出していこうと思います。
内海賢二氏の、まさにラオウ同様の一片の悔いもなき、その英雄的生涯
今更言うに及びませんが、内海賢二氏の役どころとしてはラオウに代表されるような、圧迫感のある厳ついキャラに限ったことではなかったのです。
そのラオウと異質なるキャラ達としては、先ほど言った「Dr.スランプ アラレちゃん」での則巻千兵衛にサリーちゃんのパパなどのキャラ達も内海賢二氏独特の役どころとして、語り継がれております。
内海賢二氏に限らず、さすがに言わずと知れた名優達としては、一貫性のあるそれぞれの独特のキャラと共に、多彩なるキャラも持ち合わせていることもまた、忘れてはならないものです。
というよりも、私なりにはラオウ役以外のアニメ、というよりもむしろ例えば「プロ野球珍プレー」や、「激録・警察密着24時!!」に代表されるナレーションでの印象が強く、併せてCMでは「トヨタ・カリーナロードランナー」での千葉真一氏との共演でも注目したものです。
言ってしまえば、ラオウ役とは大きくかけ離れたその親しみやすく、時にはおどけたキャラでも私としては内海賢二氏ならではの和みを感じられたものです。
また、「激録・警察密着24時!!」でのナレーションにおいても、そのラオウ張りの独特の圧迫感にて、無法地帯で一般市民の為に刑事たちと共に死闘を展開している、そんな臨場感により私としてはこの上なき信頼感というものを教えられたものです。
内海賢二氏による、ラオウ役に固執せぬ本物のプロの姿勢
このような、一見決定的なまでに対照的とも表現すべくキャラ達の間を行き来していた内海賢二氏でした。
次いでに言えば、ちょうどラオウの伴侶であった黒王号もまた、ケンシロウのほかに雲のジュウザにも背を許したように、覇権を目指す者と平和を望む者との両者の立場に立つことにより乱世を生き抜いた、そんな存在でした。
この視点からは、神をも超え天を掴んでまで、覇権を目指すラオウに執着することはなく、それぞれの時代において相応しいと思った相手を主と定めて服従していったとも言えます。
いざプロ中のブロともなれば、「俺はこんな感じの大物有名人だ!!」みたいなプライドともエゴとも言いにくい固執というものが微塵も感じられず、むしろ
どんな状況においても、いかなる役をもこなすべき、それこそが本物の声優である
という真実をその生涯にわたり、数十年も実証し続けてきた孤高の実録派だったのです。
「理屈で物事を考えるのではなく、あくまで挑戦の上に挑戦を重ねるべし」と、それこそが天下無敵の先人としてのお手本であるという気付きまでをも与えてくれてきました。
ここでラオウの話に戻しますが、一見彼のキャラクターとしては、さすがに点を掴み神をも超えようとした、そんな生涯を目指してきたがゆえに、むしろこの世に自分より強い者はいない、というイメージばかりが目立ってしまってはおります。
しかしまた一方では、常にラオウ自身己に対して誰よりも厳しく、そして自己責任が誰よりも強かったのです。
すなわちその揺ぎ無き生き様を、ケンシロウやトキとの対戦の中で貫き通してきたのは、誰が見ても疑いようがないはずです。
そうです、この半端なきまでの自己責任感の強さ自体も、内海賢二氏本人の晩年にも表れていたと語られております。
満身創痍なまでの病との死闘を繰り返しつつ、息を引き取る直前まで自分自身の役割に対し徹底的にこだわり続けたのです!!
これぞ正しく「我が生涯に一片の悔いなし」な生涯以外の何物でもありませんでした。
という事で、かのラオウの高潔なる最期に実証されるべく、一片の悔いもなき生涯を駆け抜けた内海賢二氏による英雄的実録の1つ「北斗の拳」を今ここに改めて以下よりご視聴いただければ、これほどまでにありがたいことはございません。👇
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