「北斗の拳」天帝編で、アインが果たした最後の英雄的役割

「北斗の拳」で、アイン達の最後の望みを賭けた、天帝の救出劇!!

　「北斗の拳」におけるラオウとの死闘までの前編にはなかったような、史上最大級ともいうべきファルコとの死闘一方で、バットにリン、アイン達は最後の望みともいえる型で、ジャコウの元に急ぎました。

　そのきっかけたるもの、実は何を隠そう、リンが天帝の声を聴いたことにより、バットとアインもまさにその声に導かれるような型で、帝都の方へと足を進めたものでした!!

これまた、「北斗の拳」史上最大級のスクープ!! みたいな型でただ単に一種のネタバレ大会で盛り上がって終わりたくはないのです。

何よりも、「北斗の拳」における今回の、天帝の正体がケンシロウの仲間達、そして元斗の関係者であるファルコの恋人のミュウたちと共に、帝都の地下にてまさにこの天帝の正体に辿り着いた場面の重点的な役割などについて、私なりに解いていきたいのです。

最後の望みをかけて、とは言いましたが、結果として言うまでもなくあくまでバットにアイン、リン達がこれまで話してきたような、ファルコとの死闘の場面により開かれた決定的な救出劇だったのです。

　という事で、天帝が長年幽閉されてきたという、帝都の中枢のアジトには、何よりもジャコウという、乗り越えなければならない邪悪の根源的存在が立ちはだかっていたのです。

　繰り返しになるようですが、まさしくこのジャコウこそが、ファルコを筆頭とした元斗の巨頭達の宿命を狂気に陥れてきた元凶でした。

　よってこれより、「北斗の拳」においては言うに及ばぬほどの、歴史的場面となった天帝救出劇を、ジャコウによる最後の手段が決行されるべく場面をも交えて、語っていきたいところです。

「北斗の拳」天帝編で遂に正体が明かされ、アインが最後の救出へ!!

　今更ではありますが、この「北斗の拳」天帝編における最後の救出劇の場面により、実はリンの出世のルーツも同時に悟られて行くことになるのです。

　最もこの話の流れについては、「北斗の拳」愛好家の皆さんの中でも既にご存知の方も少なくないとは思います。

　というよりも、この天帝救出劇こそがいかにも、それ以降における「北斗の拳」の物語自体の密度の高さをより一層密度の高いものであることを実証すべく一つの「皮切り」になったと、私は考えております。

　話しは先の方へと行ってしまったようですが、まさにこの帝都のアジトへと辿り着いた場面こそが、ジャコウ側にとってもバットにリン、アイン達にしても、互いが最後の手段同士の凄絶なぶつかり合いだったのです!!

復習にはなりますが、ここでいうジャコウなりの最後の手段とは、自らが幽閉してきた天帝に止めを刺すことでした。

で、まさにそのジャコウに対しても、真っ先に最後の止めを刺そうとしたのもまたアインでしたが、それを止まらせたのがまた、ファルコの恋人で会ったミュウでした。

　こうしてミュウもジャコウにここで最後の止めを刺さずに天帝を救出する方法をアインに教えようとしたその時です。

　ジャコウの最後の手段として仕掛けた罠により、バットにリン、アイン達はミュウたちと共に天帝が幽閉されてきた光の差し込まぬ地下室へと転落してしまったのです!!

　まさしく、そこで巡り合った天帝の正体こそが、リンの双子の姉であるルイという存在でして、これまたリンの生い立ちや天帝の宿命のルーツなどについて、次第に解き明かされていく型となるのです。

　
　　そして何よりも、この天帝救出のための、最後の望みを現実にした存在こそが、アインの英雄的な死闘の場面だったことも忘れられません!!

　いよいよこの次としては、アインによるかの劇的な天帝救出劇の場面に突入するのですが、この最後の救出劇こそがまた、仲間達の為に全ての犠牲を尽くした、彼の生き様のクライマックス以外の何物でもなかったのです!!

　今回紹介した「北斗の拳」についてのお話しも原作によるもので、テレビアニメとは異なる場面もあります。

　

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