「北斗の拳」で遂に南斗五車星起ち、平定へとまっしぐらに!!

「北斗の拳」の南斗五車星こそが、実は物語の重役だった

　
「北斗の拳」の物語も、かの南斗五車星のうちの一人が拳王勢力に対して狼煙を挙げた、今回はそんな場面へと話題が突入していきます。

　今考えても、ドキドキとした躍動感にまた一方では、手に汗を握るような正しく痛快無比なクライマックスへの花道が切り開かれるような展開であることを、決して忘れられません！！

　
　
　過去においてもようやく「北斗の拳」のテレビアニメの主題歌が「サイレント・サバイバー」へと一新されたことについても語りました。

　正しくその一新と共に、ケンシロウが天に旅立って行った強敵達に対して、孤独なる永遠の死闘を生き抜く誓いを果すべく、再出発点に立った地点に差し掛かったのです。

　　

　したがって、そんなケンシロウの心機一転なる志に報いるべく、南斗五車星の戦士達もまた、決起せずにはおられなくなってきたのです。

　
　「北斗の拳」の物語においては、ケンシロウが一子相伝の定めの下に悲劇を重ねた死闘に終止符を打ったその後にこそ、北斗と南斗が表裏一体となって一体化されることにより、乱世は平定されると言い伝えられてきました。

　
　最も現実的な「北斗の拳」愛好家たちの目線としては、どうしても登場人物的にはケンシロウ、ラオウ、トキ、そしてサウザーなる面子の知名度が必然的に高くなるものです。

　

　がしかし、実は今回紹介する南斗五車星の戦士達もまた、「北斗の拳」の物語においては南斗の将に服従すべく立場として、重役的な使命を果たしてきたことも、忘れないでもらいたいところではあります。

「北斗の拳」の南斗五車星の、それぞれの星の宿命とは

「北斗の拳」の物語も、すでに南斗六聖拳のうちの殉星(シン)、義星(レイ)、妖星(ユダ)、仁星(シュウ)、そして将星(サウザー)の５名が旅立ち、いよいよ泣いても笑っても、残り１名を残すのみとなりました。

　
　実はこの南斗六聖の最終の１名に従う重役こそが、南斗五車星の存在であったのです。

　
　その南斗第６の将の正体についてですが、例えば「北斗の拳」の原作におけるトキの生前のセリフによると、「ケンシロウがゆくゆく闘わなくてはならないであろう存在」と言われるほどに、謎のベールに包まれたものでありました。

　
　まさしくこの南斗第６の将を守り抜き、世に平和をもたらすために殉じていった南斗五車星とは、「風・雲・炎・山・海」とされており、それぞれのこの世を司るべく存在の如き生き様を、「北斗の拳」の物語にて示し続けたのです。

　
　彼らの名をそれぞれ挙げますと、風(ヒューイ)、雲(ジュウザ)、炎(シュレン)、山(フドウ)、海(リハク)、といった面々でした。

　
　あるものは生涯を駆け抜けるかの如く拳王と闘って散り、またある者は恐怖にすら縛られることなく奔放極まりない死闘に殉じ、そしてある者はケンシロウ始め愛する者達の心を全て背負って凄絶に闘い抜きました。

　繰り返しにはなりますが、「北斗の拳」の物語もここまで来れば、ケンシロウ対ラオウの決着の場面が待ち遠しくなる人が少なくない、というものでした。

　とはいえ、「北斗の拳」の物語自体もまた、その最終のクライマックスへと行きつくまでには、あくまでもまだまだドキドキするような場面も欠かせないのではないか、と私は考えているのです。

　

「北斗の拳」では南斗五車星こそが、主人公を最終決戦へと導いた！！

　話は前後しますが、南斗第６の最後の将の正体が判明しなければ、ラオウとのクライマックスへは突入できない、というものでもありました。
　
それだけではなく、さらにその最後の将の正体を教えた人物及びその場面に行き着くまでの展開たるものも、同時にドキドキハラハラしたところでした。

　



　そんな視点からして、南斗五車星の戦士達もまた、「北斗の拳」のクライマックスを盛り上げて乱世における平定を成し遂げていくために、不可欠な存在であったことは、変わりはないのです。
　

　
　ただまたその反面、南斗五車星における登場キャラに関するコメントとしましては、「あっけなくやられてしまった、弱小キャラ」みたいな、皮肉めいたものも目の当たりにしたことがあります。

　
　
　にも拘わらず、「北斗の拳」に限らずどの物語であっても、いかに知名度からして脇役的な存在であろうが、一人ひとりとしてはそれぞれ我々が思っているよりも遥かに高い果たしてきたという実録が、１つの物語をより一層質の高いものとしてくれているのです。

　
　この正しく南斗五車星の戦士達と同様に、実力のある者たちを脇で支え、そして尽くしていくという生き様に見習うべく、我々もまたそれぞれ日頃の場面においては、如何なる役割を果たしてくれているのか。


　という事を心得ていきたいところではあります。

　

　幾度となく紹介している「北斗の拳」の物語ですが、以下よりアニメのご視聴が可能です。👇 　　

　 ※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です

　 従って、原作とは場面が異なる場合もあります。

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