ラオウへトキが遂に、生涯の全てを注ぎ込んだ対決に展開!!

ラオウとトキの対決、寸分たりとも間合いが読めぬ不可解な展開に!!
「北斗の拳」の物語における対決の中でも、ラオウ対トキほどの次元の闘いともなれば、言うなればもはやその結末としては、「神のみぞ知る」領域だと言っても、言い過ぎではないはずです。
過去の記事では、ラオウの剛の拳とトキの柔の拳との、まさしく陰と陽の世界観が実現化された対決だと記しました。
その場面をケンシロウも証言していた通り、陰と陽の死闘がゆえに間合いが一切読めず、ラオウ対トキの対決自体がもはや「無意識無想」の相打ちになるとしか言いようがないものでした。
言い換えれば、ラオウの剛の拳はその非情さゆえに寸分たりとも間合いを生まず、対するトキの柔の拳は虎視眈々と、ラオウの闘気の流れを読みつつ間合いを生み出そうとしていた、みたいな感覚です。
ラオウがこの場面においてまさに、トキの柔の拳が宿命の対決にて裏目に出たのだと言い放ってはいます。
しかし次の瞬間、この宿命の対決をも見届けていたケンシロウにとってもあり得ないまでの展開になっていったのです。
ラオウを目指したトキ、その揺るがぬ志が宿命の対決にて明らかに!!
かくしてラオウとトキの、剛の拳対柔の拳の対決たるものは神のみぞ知るどころか、「神すらもその結末は読めぬ」までの次元のものとなっておりました。
ラオウがトキに対して柔の拳はその優しさがゆえに命取りとなる、と悟ったその瞬間、トキがあり得ない戦法に出ました。
ラオウが放った剛の拳を、トキが流すことなく真っ向から受け止めたのです。
勿論、ラオウにもケンシロウにもいかに北斗神拳を極めたもの同士とはいえ、トキのこの戦いぶりは予想だに出来ぬもので、まさか対決へと展開されていくのでした。
話しは繰り返しますが、前の記事でも書いた通り、「トキが目指したのはあくまでも血のつながりのある兄弟のラオウである」との遠き日からの志もまた今まさに、目に見える型となったのです。
したがってこの対決に及んで今まさに、ラオウとトキの両者の願望同士が凄絶なるエネルギーをもってしてぶつかり合い、トキ自身がそれまでの生涯の全身全霊を賭けたともいえる闘気を、ラオウに対して注ぎ込む型となったのです。
ラオウとしても、我が実の兄弟があくまで自らの願望のために立ち向かってきた、その闘気たるものに圧迫されずにはいられないほどでした。
ラオウとトキの宿命の対決が開いた、ケンシロウの真なる死闘への道
巨大化し過ぎたその野望を立つべく宿命の対決であった、ラオウ対トキのこの度の死闘はこのように称するのもまた的外れではないようです。
だた単に一子相伝等といった言葉に完結できるものではなく、「北斗の拳」の物語の主人公であるケンシロウの立場からしてもまた、思いのほかはるかに密度の高い対決であったのです。
そのこれでもか、これでもか、というほどまでにいつ決着がつくとも分からぬラオウ対トキの宿命の対決ですが、天はこの瞬間まさにラオウにも非情の運命を与えたのです。
かつてラオウ自身「俺は神を超えていずれは天をも掴む」とまで言い切ってはいたものの、トキと同じくラオウにも死兆星(死期が近づく者に輝くと言われる、北斗七星の脇に輝く8番目の星)が輝くようになりました。
まさしくケンシロウのセリフ通り、「トキの才能がラオウに死兆星を呼び寄せた」以外の何ものでもありませんでした。
つきましては、ラオウ対トキの宿命の対決のクライマックスを、以下の通りに話します。
トキ自らが遠き日より目指し続けてきたというラオウに対して剛の拳を放ち、一時はラオウに最後の一撃を放ったな、と見受けられたものの、流石に病魔には勝つことが出来なかったようです。
ラオウに対してトキが放った剛の拳はその野望を封じるには至らず、というどころか、実はトキ自らがすでに致命とも言える秘孔をついて、剛の拳を会得していたのです。
勿論、ラオウとしてもそのトキの闘いを既に見抜いていた、という事になります。
にもかかわらず、ラオウを圧迫しそして地に足を付けさせたそのトキの戦いぶりたるものは、ともすると過去のケンシロウとラオウの対決よりも格上であったのかも知れません。
一方のラオウはと言えば、遠き日よりこの世で一番強い人物になるために捨てきっていたという涙が甦ってきたのです。
そして最後の止めはトキ自身に対してではなく、非情の宿命に対する怒りを込めて、地面に放ったのです。
かくして、この度のラオウ対トキの宿命の対決が、ゆくゆくのラオウ対ケンシロウの闘いにまで導いていくことになるのです。
さあ、それではいよいよラオウ対ケンシロウの感極まるべく完結編へ、と行きたいところではありますが、まだまだそれまでには幾多もの試練がケンシロウを待ち受けていくことになるのです。
このラオウ対トキの宿命対決、そして今後私がお話ししていきたいケンシロウの闘いの物語をお手本として、我々もまた日々精進していきたいものであります。
今回紹介した「北斗の拳」のアニメのご視聴については、こちらよりお願いします。👇
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です
従って、原作とは場面が異なる場合もあります。
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