葛城ユキ氏の唯我独尊的名曲として選ばれるべく、ベストな作品
葛城ユキ氏のかの名曲の絶唱による、唯一無二の無敵の実録
今回は以前と話題を転換してみまして、葛城ユキ氏という、我が国においても知名度が高く、むしろポピュラー寄りの存在として認識できて身近に親しみやすそうなアーティスト、及びその名曲についての紹介していこうと思います。
まずは少なくとも、葛城ユキ氏の曲をリアルタイムで視聴した経験のある人達にとっては、「ボヘミアン」と言われれば真っ先にピンとくるはずです。
そこでなぜ、この曲が不朽の名作と言われるまでに長く語り継がれているのか、このことに対する回答を、今回記事の進行と共に解いていくとします。
まず私自身が初めて葛城ユキ氏の「ボヘミアン」に出会ったあの頃は、まだ小学2年生であったにもかかわらず、それまでになかったような、少なくとも言葉ではとても言い表せないような感覚を受けました。
葛城ユキ氏と言えば、あの迫力のある声量と、鼓膜を揺さぶるようなハスキーボイスがトレードマークの歌手であることは、よく知られております。
まだまだ物心が付きだす前で、事実そのころの記憶ともなると、ほとんど曖昧なものが多いにも関わらず、なぜ葛城ユキ氏のこの曲に限ってそれほどまでに衝撃的な印象を未だに持ち続けているのか。
言い換えれば、なぜあそこまでの演出が出来るようになったのか、この切欠こそを、今より考えていきたいのです。
葛城ユキ氏が名曲「ボヘミアン」で、ブレイクした決定的な切欠とは
ズバリ!! 私に言わせれば、この「ボヘミアン」で世に名が知れるようになるまでの、人知れぬ叩き上げの半生が、まさにその歌声に表れているな、といった感覚です。
例えば「ダンシングオールナイト」で80年代にブレイクしたもんたよしのり氏も、誰にも真似できないハスキーボイスの持ち主として世に知られておりますが、もんた氏の場合も、神戸から上京して以来その「ダンシングオールナイト」でブレイクするまでの激しき葛藤がその歌声には読み取れまず。
まさに葛城ユキ氏の「ボヘミアン」でのブレイクに至るまでの道のりに共通しているな、というところです。
葛城ユキ氏としても、故郷の岡山県から上京して以来、これでもが、これでもか、というほどに激しい葛藤との闘いの繰り返しでもあったはずです。
そんな人知れぬ葛藤と叩き上げの半生の実録こそが、上辺だけの理屈ではなく、誇るべき名曲「ボヘミアン」において一部始終、かゆいところに手が届くまで演出されているな、といった感覚をつかんで離せないものです。
言い換えれば、葛城ユキ氏がこの名曲において、まるで何かの陶酔感にのめり込むような、そんな感覚がどこからともなく沸き起こってきた、それもまた無敵のカリスマ的存在としての唯一無二の演出であることを教えられます。
この葛城ユキ氏の名曲「ボヘミアン」において演出されているような、まさしく沸き起こってくるような陶酔感というのもまた、何か目標に向けて突き進んでいくためには、欠かせないものだというお手本になってくれている、という事です。
葛城ユキ氏の「ボヘミアン」と並ぶ名曲「ヒーロー」での無敵の誇り
「ボヘミアン」のヒットにてブレイクを果した葛城ユキ氏ですが、さらにそのブレイク曲における唯一無二の陶酔感が、その翌年(1984年)に発表されたシングル「ヒーロー」という曲において、まさに揺ぎ無き誇りというものが実証されたのです。
実はこの「ヒーロー」という曲自体、同じ1984年に公開された映画『フットルース』の「Holding Out for a Hero」ボニー・タイラーの曲を日本語カヴァーしたものであって、更にこの日本語盤には、葛城ユキ氏とはまた別に麻倉未稀によっても歌われたものであります。
この名曲「ヒーロー」と言えば、当時のドラマ「スクールウォーズ」の主題歌として使用されており(麻倉盤)、記憶に残っている方も多いか分かりませんが、いずれも甲乙つけがたく、無敵の名曲としてのお手本になることは、今更言うに及びません。
ここで今回葛城ユキ氏にとっての、この「ボヘミアン」と並ぶ名曲「ヒーロー」なる存在についての音楽的な価値がどこにあるのか、解いていくこととします。
まず、この曲名そのものからして、「ヒーロー」とはまさに度重なる葛藤の道のりを経たその末に、無敵の誇りをもってしてたどり着く境地であると、私には読み取れます。
陶酔感というものが、天下無敵の誇りに変わったという実録こそが、今回葛城ユキ氏という唯一無二のカリスマ的存在の資質を発見していこうとするのには欠かせない視点となる、という事を私は声を大にして言いたいのです。
考えてもみたいのですが、まずは曲名そのものからして、「主人公」という言葉が、葛城ユキ氏には適材適所な一作であったな、というところです。
というよりも、葛城ユキ氏こそがまさに、壮絶な葛藤のドラマを生き抜いて来た主人公として、天上天下唯我独尊の誇りが最も相応しいカリスマ的な存在であることには、疑いようがありません。
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