アイアンメイデン最高傑作の、最先端性に着目しよう!!
我々は現実世界を生きていくに当たっては、時として世界的危機の荒波に例えようにない不安や恐怖を感じ、まるで行く先が見えない時もあります。
そこで今回は、そんな局面を次々と乗り超えていくべく、最先端を見据えた生き方を主題にして、またまたアイアンメイデンによる一大最高傑作について、語らせていただきます。
以前としましては、同じアイアンメイデンによる最高傑作達の中でも、むしろ古典派路線寄りな話題を選択した上で、それらをその時々における危機対策と結び付けて話してきた、という風な感じです。
つきましては今回としては、そんな過去の投稿における作風とははたまた異質な音楽性を持つ最高傑作という事で、6thアルバム「Somewhere In Time」(1986年発表)における、まさしく当時なりの近未来的感覚から、入っていこうと思います。
ただ単にアイアンメイデンにとって、というのみならず、音楽界にとっても斬新的な感覚極まりなきものとして、認知され続けて来ました。
またその一方では、先駆者ゆえの大英断にはつきものである賛否両論の決定的な対象とされ、多かれ少なかれそれまでのアイアンメイデンの支持者達からは、違和感があったことでしょう。
という事で、そんな違和感をもあっけなく吹き飛ばしてくれた、最先端としての最高傑作「Somewhere In Time」について、これより語っていくとします。
アイアンメイデンの最高傑作による、時代の先取り方法とは
ここでまず「Somewhere In Time」とは、アイアンメイデンなる無敵のカリスマとして、どこが時代の最先端を走っていたのかという、重点を抑えていきましょう。
第一印象として不可欠なのが、このアルバムジャケットの表紙です。
アイアンメイデンのイメージキャラクターの「エディー」と命名されたモンスターが登場の背景についてですが、実はこれタイトルはあえて言いませんが、とあるアメリカのSF映画をお手本にしたと、語り継がれています。
ここからしていかにも、
最先端を先取りすべく最高傑作とは、いかなるものか
という課題を模索すべく飽くなき姿勢が実証されております。
音質的にも、その手数の多さといい、いかにも高度な技術が施された1音1音といい、どの角度からしても人類にとってはこれから絶対不可欠となるデジタル技術に対する、アイアンメイデン特有の試行錯誤までが強く感じ取れます。
併せてメロディーラインとしても、アイアンメイデン従来の古典的最高傑作において生み出してきたものが、いかにしてこの最先端の作品に溶け込んで、いかなるインスピレーションを新発見できるか。
結果、必然的にどうしてもポピュラー路線寄りになってしまった曲達も見受けられはしますが、それでも果たしてこの「Somewhere In Time」とは、アイアンメイデンがいわゆる「過去を捨てた」と称すべくものであったのでしょうか?
もし仮にそうであれば、発表から実に30年を経てもなお、ライブのセットリストとして採用されているでしょうか。
例えば「Wasted Years」という収録曲にしても、従来のアイアンメイデンに見られたような、劇的なテンポチェンジに大体的な曲の変調、または空高く翔け上がるようなハイスピード感みたいなものが一切取り入れられてはおりません。
にもかかわらず、アイアンメイデン節以外の何物でもないメロディーラインと高度なデジタル感覚を最大化した、ライブには欠かせない最高傑作です!!
それ以前にも「 Caught Somewhere In Time 」という、オープニングであるタイトルトラックに着目いただくと、なおさら起伏に富んだメロディーとテンポチェンジとの波が、アイアンメイデン節をより一層際立たせている、最高傑作でもあります。
結果的にこの「 Somewhere In Time」は、チャート最高位がイギリスでは第3位、アメリカでは第11位という実績を残し、いかに賛否両論を呼ぼうがアイアンメイデンなりの最先端の最高傑作であったことには、変わりありません!!
アイアンメイデンによる最高傑作より、最先端のための大英断を学ぶ
アイアンメイデンとしても、今回紹介した最先端の最高傑作を生み出すに当たっては、人知れず葛藤があったに違いありません。
にもかかわらず、先導を取り続けたこの無敵のカリスマから学ぶべきこととしては、
未だかつてなかったような、大英断を決行しつつ、時代の荒波に立ち向かい、劇変する環境に常に対応し続けた
という風なところです。
この姿自体こそが、まさしく今日の日本にも強く求められ、というよりも大体的な変化がどこかで実行されなければ、時代の荒波に飲み込まれ、取り残されて行ってしまうのではないか、と言うところでもあります。
したがって、こうして変化に対応していく能力を養っていってこそ、最先端において我々が目指すべく姿が少しずつ型となっていくものであります。
まさにこここそを、アイアンメイデンがカリスマとしての頂点に立つことによって、最大のお手本を残してくれたのです。
以上のような視点を抑えつつ、アイアンメイデンによる最先端の最高傑作「Somewhere In Time」を、以下より紹介させていただきます。👇
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