ラウドネスはこの最高傑作により原点回帰にして生まれ変わった!!
今回はラウドネス最高傑作の話題ですがズバリ!! しょっぱなから言ってしまったように単なる「心機一転」や「最先端」という表現では完結できない次元から語っていくとします。
いきなりそんな最高傑作のタイトルについても言わざるを得なくなっている状況ではありますが「SPIRITUAL CANOE ~輪廻転生」と命名され、これだけでもラウドネスが孤高なだけでなく、あくまで神憑り的と称さずにはおられない証拠であります。
まずはこれほどまでの最高傑作が発表された時期と言えば2001年、時代はまさにアイアンメイデン始めとしたヘヴィメタルの先駆者たちが立て続けに「原点回帰」の一大節目を迎えていた、一種の輝かしきご時世でもありました。
私としても例外なくあの頃における感覚としては多くのバンドたちが90年代初頭に始まった「ロック氷河期」より本格的に脱却を果しており、まさに「低迷期に一条の光が差し込んできた」かのようなワクワク感に目覚めつつありました。
ついては遠回りになりますがこれよりまず先に「生まれ変わった」ラウドネスが提供してくれた最高傑作そのものを紹介する前に、あなたにお話ししたいことがあります。
それはラウドネスが生まれ変わるまでに突き進んできた道のりを振り返ることにより、一層今回紹介したいラウドネスの最高傑作による凄味、みたいなものをお伝えできれば、と思うからです。
ラウドネスがこの最高傑作により生まれ変わるまでの紆余曲折との闘い
元々ラウドネスのオリジナルメンバーとはギターの高崎さん・ヴォーカルの二井原さん・ベースの山下さんにドラムの樋口さんといった面子でした。
彼らは80年代における世界進出に併せ国内は無論のこと、海外の名立たるロックのビッグネームたちからも数々の最高傑作達と共に高く評価され続けて来ました。
かくしてラウドネスは90年代においても快進撃を続けてくれるであろう、と思い続けていた80年代末には二井原さんが脱退。
その後少なくとも90年代前半にはラウドネスのオリジナルメンバーが何と高崎さんのみ、つまり彼がたった一人でヘヴィメタルのカリスマ・ラウドネスとしての看板を背負って生きていた運びでした。
つまりあの時期は時代の劇変に併せてラウドネス始めとした業界の先駆者たちが次々と新路線を探求しつつ、人知れぬ葛藤と闘い続けていたご時世だったのです。
それゆえに愛好家達としても彼らの変貌ぶりには複雑な迷いを隠しきれず、時として行く先の読めない時期でもあったようです。
よってラウドネスが発表してくれた新路線の最高傑作達としても正直賛否両論に発展したかのようにも映りました。
それでも今振り返ってみるとあの時期に発表され続けてきた作品達はどれも人知れぬ凄絶な葛藤との闘いの中で生み出されてきた最高傑作であるには変わりありませんでした。
⇒そんな90年代のラウドネスが提示してくれた新路線の最高傑作「LOUDNESS」(1992年発表)についても語ってあります。
一方ラウドネスを数年間もの間離れ続け、新プロジェクトにて闘い続けてきた二井原さんに樋口さん達としても例外なく非情な変化の荒波の中で生き延びてきたものでした。
しかし活動を続けていくうちに樋口さんや高崎さん達が仕事上接点を持っていくようになったり、いやそれ以上に当時のラウドネスのメンバーとしても次第に行き詰まり感を隠せなくなった模様でした。
かくしてオリジナルメンバーであった樋口さんに二井原さん、山下さんがラウドネスへと復帰していく運びとなりました。
最も当時のオリジナルメンバー達の内心としても恐らく「どこまでいけるか知れないがまあやってみるか」と、第一歩を踏み出したという印象でした。
よって2001年という新世紀が幕開けした一大転機に併せてまさに!! ラウドネスは最高傑作「輪廻転生」にて生まれ変わり、以後止むことなく最前線を80年代の黄金期よりも遥かに進化した型で牽引していくことになりました。
ラウドネスがこの最高傑作で生まれ変わり、果てしなき進化への道を
前述の最高傑作「輪廻転生」にてラウドネスが生まれ変わったなとこの記事では何度も復唱したいところではありますが、そんな最高傑作とはいかなる新路線であったのか、まとめていきます。
ザッとひとまとめにすれば彼らの「過去・現在・未来」の生き様がグッと凝縮され、数百歩以上も先端を先取りしていたいわゆる「超進化型」と称すべき印象でした。
具体的には90年代にラウドネスにて高崎さんが培ってきた当時の「モダン」な感覚と、デビュー以来80年代の黄金期を盛りたてた「これぞ日本特有のヘヴィメタル・ロック!!」といった古典的な感覚が融合された孤高の音楽性に仕上げられております。
ここで収録曲の紹介です。
まあ全体的には日本語が主となっており、これだけでもラウドネスいや、我が国の誇れるヘヴィメタル文化として、愛好家達としてもピンときたことでしょう。
「The End of Earth」はまさにこれぞラウドネス孤高のヘヴィメタル!!といった路線で、いきなりのイントロはモダンなヘヴィさを感じるものの、二井原さんのあの絶唱と併せて、ギターリフにソロも徹頭徹尾決まりに決まりまくったスピードチューンです。
「THE WINDS OF VICTORY」はいかにも90年代におけるモダンヘヴィネスが節々に残されてはいるものの、むしろ「ああ、これぞラウドネスの新境地!!」を証明しております。
無論二井原さんの歌唱もバッチりで、いつ聴いても一切の違和感がありません。
そして三曲目は「NEVER FORGET YOU」。
これを初めて聞いた時いわば「まさにラウドネスの原点回帰」を象徴する一作と称すべき印象でした。
ミドルテンポで音・メロディーライン・そしてヴォーカルに、どの角度から見ても我が国の伝統的なロックの典型的手本であり、一瞬80年代の黄金期への回帰が最も分かり易い名曲です。
以上がラウドネスによる「超進化型」の世界観を、それまでには無かったかのような斬新極まりなきスタイルで実現化した最高傑作における名曲達でした。
それも繰り返しますがこの最高傑作は彼らにしか演出しえない「神憑り的」なインスピレーションが生み出されていることから、「輪廻転生」を通じて、あなたにもラウドネスの孤高性・斬新性だけでなく、そんな凄味を感じていただければ最高です!!
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