ディープパープル最高傑作としてこの3曲を、入門者用に紹介します
ディープパープル最高傑作は、メディアブルからお楽しみいただけます
ディープパープル最高傑作と言っちゃあハードロックの元祖として全世界的に半世紀を超えて愛され続けて来た、ファン達の間では今更説明不要なグループです。
言うまでもなくディープパープルの最高傑作達はただただ愛好家達に高く認知されているだけではなく、国内外問わず後世において輩出されてきた名立たるバンドたちにもカヴァーされてきたほど、絶対不可欠な存在です。
これほどまでに定番中の定番であるがゆえに愛好家達にとっては「ディープパープルの最高傑作はもう耳にタコが出来るほど聞きまくった」という人達も決して少なくはないはずです。
そこでまずかくいうまでのディープパープルとは一体どんなバンドなのでしょうか。
デビューしたのは1968年いわゆるハードロック界においては「創成期」というご時世でありました。
バンドの中心人物として認知されているのがギタリストのリッチー・ブラックモアであり、飛躍的な活躍を果たしたのが70年代前半期でした。
スタジオアルバムとしては「インロック」に「マシンヘッド」そして「紫の炎」から「嵐の使者」に至るまで、歴史上絶対不可欠な最高傑作達を世に送り出し続けてくれました。
よって今回は上記のような名盤たちの中からハードロック・ヘヴィメタルを始めて聞きたい方にもいわゆる「入門用」として数曲の最高傑作達を、激熱に紹介させていただきます。
ディープパープル最高傑作として初めての方に紹介したいこれらの数曲
と言うことで「ディープパープル最高傑作は一体どれから聴き始めたらよいのか?」についてはズバリ!! 1972年発表の「マシンヘッド」というアルバムが初心者にはまず分かり易いだろう、としてここから数曲の最高傑作を紹介していきます。
まさにこの「マシンヘッド」というアルバム自体がディープパープルにとっては大出世作となり、空前絶後の大成功を収めるに至った、と称すべくです。
そこから最も馴染みやすい最高傑作を厳選するならまず一曲はこれに尽きます。
ハードロックにおいては基本中の基本、といってしまえばそれまでですが「ハイウェイ・スター」がまず何よりです。
私自身としてもさすがにリアルタイムではなくとも(これらは全て私が生まれる前に送り出された最高傑作ばかりですが)物心付き始め世間に目を向け始めた時期に、ディープパープルを知る切欠となった一曲でした。
この曲の具体的な音楽性について説明していきますが、まさにタイトルの如くハイテンションなロックのスピードナンバー、と称すべき世界観です。
主な焦点はいきなりオープニングからのヴォーカルはイアンギランによる天を突くようなハイトーン・シャウト。
そして伴奏部分でのギターの速弾きとキーボードによる超絶なソロ。
これぞハードロック・ヘヴィメタルにおける典型的な原点のスタイルを確立した、というべきであり、音楽界にとっては一種の共通言語のような資質を表現した最高傑作です。
言うまでもなくライヴにとっては絶対不可欠は定番中の定番でした。
続くこのアルバムからの選曲は「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
こちらは「ハイウェイ・スター」とは対照的に、スロウテンポに中低音の効いたヴォーカルで聴かせるような渋みと味わいのある最高傑作です。
というよりも、これこそは「ハードロックはブルースの遺伝子を受け継ぐ」という真実を証明した一曲であり、中心人物のリッチー・ブラックモアも元はと言えばこのような音楽にルーツがあっただろう、そんな印象を決定付けたところでした。
無論ディープパープルのライヴでも不可欠な定番中の定番であり、後世におけるバンド達にも共通言語な最高傑作です。
ディープパープル最高傑作として大きくモデルチェンジしたこの名曲
ディープパープルは上記の最高傑作「マシンヘッド」で空前絶後の大成功を収めるもこれに伴うツアーの過労だったのか、マネジメント絡みだったのか、このアルバムを最後に残念ながら「第2期」のヴォーカルであったイアン・ギランは脱退し、後任探しは極めて困難な模様でした。
そんな状況の中でまさにディープパープルの大幅なイメチェンに重役を果たしてくれたのが、ヴォーカルにデイヴィッド・カヴァーデイルが加入してくれた事でした。
で早速カヴァーデイルが加入第一弾の最高傑作を紹介しますが「紫の炎」(1974年発表)からの選曲で「バーン」。
この曲はタイトルトラックとしてOPを飾った名曲でして、改めて「ディープパープルとは流石ハードロックの元祖」と言わしめた最高傑作でした。
かくいう視点からは前述の「ハイウェイ・スター」と並ぶハードロックの定番中の定番であることはどの角度から見ても疑いようがありません。
まさに音楽性としてもパワフルなスピードナンバーでして、「ハイウェイ・スター」よりも一層音質が硬質な印象となりました。
ギターとキーボードもさらに洗練されたプレイで、いきなりのイントロのギターリフと伴奏でのそれまで以上に超絶な聴きごたえとなったキーボード・ソロが何とも言えず最高でした!!
また何より絶対必見なのが前述のカヴァーデイルによる特有のヴォーカルでした。
無論前任のギランもロック史上屈指のシンガーには変わりないですが、このカヴァーデイルとはまたまたパワフルなだけでなく誰にも真似できない渋みと深みのある中低音がトレードマークでした。
それはもはやロックシンガーとしての威厳と風格さえ感じられたほどであり、彼のお陰様様もあって「バーン」は70年代において新世代を切り開いた最高傑作として認知されていくことになりました。
またカヴァーデイルは後世においてはホワイトスネイク名義のソロプロジェクトにて空前絶後の大成功を収めたほどの人物でもありました。
⇒ディープパープル最高傑作「バーン」について詳しくはこちらにも紹介してあります
ディープパープルの最高傑作を初心者用に厳選した主なポイントとは
これはディープパープルに限らずどのアーティストの最高傑作にも共通することですが、入門者用にいかなる第一印象を与えるか?
を最大のポイントとすべきであります。
とはいえヘヴィメタル・ハードロックともなるとどうしても大衆目線としてはポピュラーなロックでもない、何か異質な音楽文化みたいな独断と偏見もあるため、正直初めて体験するにはどこか難しいようなイメージもあるかも知れません。
正直私としても本格的に例えばアイアンメイデンのようなバンドに巡り合う事により、ヘヴィメタル文化を味わっていく以前においては正直そのような感覚がどこかにありました。
がしかし、私自身今回のディープパープル以前にも物心付き始め怒涛で斬新なヘヴィメタル文化との出会いを切欠として、以来ピンキリまでの最高傑作を「自己投資」により先人達の資産として買い続けて来ました。
その視点から気付いた事ですがやはり、ハードロック・ヘヴィメタル文化を初心者向けに紹介するには、あくまで70年代の「黎明期」に於ける最高傑作達からの方が分かり易そうな気がしてきたのです。
つまりあの「黎明期」とは言い換えれば一種の「成長期」であって、故に当時の最高傑作としてもむしろ後世における「黄金期」よりも必然的に曲の構造も簡素で分かり安かった、という感覚に気付いたからです。
てことは同じ紹介するならこの時期における最高傑作達こそがあらゆる音楽文化における原型として相応しい、と私は言いたいのです。
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