アイアンメイデン最高傑作が語る、無限大の世界観
今回はアイアンメイデン最高傑作でも、他の最高傑作達にはないような、出し抜き且つ特有の世界観を演出した超大作をドドーン!! と劇熱に紹介していきます。
今更ですが、アイアンメイデン最高傑作と言えば、少なくとも愛好家の立場として真っ先にピンと来てしまうのは、「パワースレイヴ」や「頭脳改革」といったところではあります。
アイアンメイデンは歴代最高傑作においては、元々宗教や戦争といった場面の描写により、人々を苦悩から解放すべく、そんな先導者としての手本を最前線にて常に示し続けて来てくれました。
かくいう型でシーンの頂点に立ち続けてもなお、さらに飽くなき頂点を目指し未だ突っ走り続けて止まぬアイアンメイデンですが、その歴史において最も大きな変化を成し遂げ新境地を切り開いた一大最高傑作として、絶賛おススメしたいアルバムについて語っていきます。
その最高傑作こそが、1986年に発表されたアイアンメイデン通算六枚目のスタジオアルバム「Somewhere In Time」です。
早速、この最高傑作の聴きどころや音楽性といったものを、当時の時代背景とも照らし合わせつつ、お話ししていきます。
時は80年代半ばの、まさにヘヴィメタル・ハードロック文化が目覚しき飛躍的進化をも成し遂げていた、そんな時期に世に送り出されました。
で、その演出意図たるものをザッとまとめさせていただきますがズバリ!! 近未来的な最先端の感覚を最大限に演出していかんとする、アイアンメイデンとしても以前にはあり得なかったほどの、音作りをこれでもか、これでもかと実現させていきました。
近未来と言えば、あの映画「ブレードランナー」にも酷似したような演出効果がツアーにおいてもなされ、少なくとも一作前の「パワースレイヴ」とはその作風は決定的にかけ離れておりました。
ゆえに賛否両論を生んだかもしれませんが、この「Somewhere In Time」よりさらに絞り込んだ孤高なる最高傑作の一曲を、以下より紹介していきます。
アイアンメイデン最高傑作で堪能する、決定的に進化した音楽の世界観
つきましては、その厳選し尽くした最高傑作とは、「長距離ランナーの孤独」です。
もう如何にも、このタイトルだけでアイアンメイデンという存在の第一印象が最も決定的に表現された一曲ではありますが、実はこの曲のモデルとなった小説もまた、世に送り出されていました。
50年代末に発表された「長距離走者の孤独」という小説で、モデルとなった主人公は犯行を繰り返し少年院に送られた、ある不良少年です。
彼はそこで長距離走の選手に抜擢されて次第に練習の打ち込むようになり、度重なる葛藤を抱えながらもゆくゆく院の代表として大会に出場する様になりました。
まさに、そのタイトルからしてまんまではありますが、主人公のこの複雑な葛藤が孤独となり、やがて孤高へと登り詰める、という風な世界観を決定的に演出しています。
次にこの最高傑作における音楽性をお話しします。
そもそも収録アルバム自体は最先端的技術の感覚とは言いましたが、このアルバムの中でも最も「アイアンメイデンらしい」最高傑作として位置づけすることが出来ます。
彼らならではの、典型的な変拍子を駆使したメイデン節も含め、音質的にもこれでもか、これでもかと言うほどまでに新陳代謝され洗練されたと言うに値する、変革的なものとなっております。
それでいて、スピードナンバーであるにも拘わらずブレることなきスティーヴのベースラインと、ニコの骨太なドラムが決して聴く者達にぎこちなさを感じさせることなく、軽快なものとなっております。
また参考までに、この最高傑作収録のアルバム「Somewhere In Time」についても、ザッとではありますが下記に語っております👇。
https://mutekibushi.site/2020/02/13/
アイアンメイデン最高傑作が語るところの、漢としての孤高なる生き様
よって今回紹介したアイアンメイデン最高傑作「長距離ランナーの孤独」を通じ、彼らが先人として伝えたかった演出意図までをも、劇熱に語らねばなりません。
繰り返しますが、「孤独から孤高」への変化、というのがこの最高傑作における最大の焦点であります。
これは何度も何度も教えられてきた事ではありますが、
何かを成し遂げるには群れることなく、孤独に次ぐ孤独に絶えなければならない
とはよくよく聴かされます。
目的を実現させるその道中においては、いかなる難関に遭遇しても、そこで諦めてしまったらそれで全てが終わってしまいます。
がしかし、いかに打ちのめされようが自分を信じ1ミリずつでも前進し続ければ、いつかは苦難は乗り超えられます。
「開けない夜はない」「雨は永遠に降り続かない」のセリフのように、あなたが1つ1つ小さな克服をしてきたその積み重ねは、ゆくゆくはあなたにしか実現できない、孤高の地位を確立できる。
即ち漢達が各々目指すべくは、オンリーワンの存在であり、一人一人が輝き続けるお手本を志し、たゆまず無限大を目指して突っ走らねばならないのです。
まさしく!! これもまたアイアンメイデンなりの、カリスマ的存在として常に最先端に立ちつつ世を牽引するという生き様であり、今回最も訴えかけたい主旨でした。
今回絶賛紹介した、アイアンメイデン屈指の最高傑作「長距離ランナーの孤独」も、こちらからご視聴いただけます👇
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