ケンシロウとラオウの、命運をかけた戦いの終止符を今劇的に!!
ケンシロウ対ラオウの最後の戦いが今、泣いても笑っても完結する!!
過去においては数回にわたり、「北斗の拳」の物語におけるケンシロウを主人公として、核戦争後の無秩序で凄絶な混乱を極めた世界での、ラオウを始めとした非情なる強敵達との戦いについて、長々と投稿させていただいてきました。
その物語もまさに今、1つの大きな天下分け目の最終のクライマックスの場面を迎える地点にまでたどり着いてきました。
ケンシロウとしてもだた単に北斗神拳伝承者としての宿命の戦いに挑むのみならず、その戦いにより乱世を平定へと導くための使命を課されるべく場面を迎えるところまで差し掛かりました。
勿論、とっくにケンシロウ、ラオウ両者とも誰も止めることは不可能であったのは、言うまでもありません。
なぜなら、お互いが最強のゼロ地点である「無想転生」の境地に辿り着き、今までケンシロウにラオウとも極め続けてきた戦いの全てが、一切のごまかしが効かずまさに神のみぞ知る、とまでの領域に相応しいものでありました。
この最後の戦いを証人として見届けていたバットにリンもまた、ケンシロウとラオウが共に相打ちとなり、北斗神拳の歴史そのものが今ここで終焉してしまうかも、と思ったほど神憑り的な戦いでもあったのです!!
これほどまでの戦いにおいて、一体何がケンシロウとラオウの勝負を決定的に左右したのでしょうか?
ここです!! まさにこの焦点を解かずして、「北斗の拳」の物語自体の真価を見出すことは、不可能というものであったのです!!
ケンシロウとラオウの、最後の戦いの命運を分けた正体は何だったのか
ここまで来れば、もはやケンシロウとラオウの両者の大きな決定的な違いというものがいかなるものであったか、こういう課題を解いていくよりは他にない、という事です。
最もこのケンシロウ対ラオウの、歴史に残るべく宿命の戦いについては、もう今更聞かされなくとも、と思われるかも知れません。
がしかし、少なくとも私だけでなく、「北斗の拳」の物語は世代や文化などを超え、全世界で多角的な視点でのお手本的存在として絶大なる支持を受け続けているのは疑いようがありません。
そんな真実に基づき、何度おさらいしても何らかの気付きというものがどこかで見出せるはずです。
では、ケンシロウとラオウの、それぞれの生涯における、戦いの姿勢について見直していこうかと思います。
まずは北斗神拳伝承者に選び抜かれたケンシロウですが、非情なる一子相伝の定めのもとに、この乱世を平定に導くための使命を全うするには、如何なる絶体絶命な場面でも生き延びる。
そして度重なる試練を乗り越え、時として自分よりも強い相手達とも戦い、また時にはその強敵との戦いに倒れながらも、決して諦めることなく勝利を収めるまで戦い抜いた。
これほどまでの非情なる戦いの中でこそ、ケンシロウもまた愛や悲しみを怒りに変えつつ、無敵なる戦士としての資質を無限大に開放して進化し続けてきたのです。
その愛と悲しみの果てに、今まさにこうして史上最大の強敵であるラオウとの天下分け目の戦いに挑む地点にまで辿り着いたのです。
一方のラオウの戦いの生涯はといえば、如何なるものだったか。
これまたくどいようですが、かつての世界最強の漢になる、という野望に基づき、その野望が覇権を志すまでに巨大化してゆき、気が付けば世の誰もがその野望を封じることが不可能にまでなってしまっていた。
ラオウはまたこの世の覇権どころか、ゆくゆくは神を超えて天をも掴む、とまでの狂気に明け暮れてきたのです。
それゆえに一切の愛や悲しみを受け入れることすら屈辱であり、それらを全て捨て去ってこそ、神との戦いにも勝利できる、との姿勢に基づきその力を絶大なるものとしてきたのです。
ここまでに非情の極みを尽くしつつ、野望の限りを尽くそうとしてきたラオウもまた、ユリアやケンシロウから愛と悲しみというものを教えられ、遂にはラオウ自身の中のどこかで自らの野望の終焉を悟らざるを得なくなってきたのです。
こうしてケンシロウとの戦いの中においては、ラオウ自身が追い詰められ今まで積み上げてきたものが一気に崩れ去った証というものが、闘気の乱れという型で表れてきたのです!!
そのラオウの闘気というものには、かつてケンシロウと再会い互角の戦いを披露した、あの頃のような凄絶なぶつかり合いの面影は感じられぬまでのものでした!!
まさしく今までのラオウ自身の生き様とは決別を付けるべく、もはやケンシロウの拳に倒れることを悟ったかのような、そんな戦いの場面でした!!
かくしてラオウが全身全霊を込めてケンシロウに一撃を放つも、闘気が消えてしまったラオウにはもはやなすすべもありませんでした!!
正しく次のケンシロウの一撃にて、かつて世紀末覇者・拳王として野望の限りを尽くしてきた、そのラオウの拳が遂に封じられ、これにて長きに渡って来た「北斗の拳」の物語が、1つの大きな完結を迎える型となったのです!!
愛と悲しみを背負いつつ、常に強敵達との試練を生き抜いて来た、そんなケンシロウの拳にラオウもなすすべはなかったのです!!
いや、まだここまででこの宿命の戦いのクライマックスのお話しは終了できません。
まだまだその後も、ラオウのかの歴史に語り継がれている最後の場面に限らずその他についても、少なくとも私からはお話ししたいことがまた次々と出てくることでしょう。
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です 。
したがって、テレビアニメとは場面が異なる場合も少なくはないですが、紹介させていただいた原作を基に、下記より👇「北斗の拳」のテレビアニメのご視聴をいただければ、何よりかと思います。
名作ぞろいのU-NEXTなら、31日間お試し期間付きで、ポイントも有効活用できます!!
月額利用料金は、2,189円(税込)です♪