「北斗の拳」の義星のレイがマミヤと出会い、何に目覚めたか
「北斗の拳」では、レイがマミヤと出会う前後の人物像の変化を復習
「北斗の拳」の義星のレイに関する話題については、私個人としても何度も持ち出さずにはいられない、そんな一つでもあります。
まずはその今回の動機としましては、例えばマミヤのヒロインとしての真価という視点に立って語るに当たっても、少なくとも私はレイの話題とは切っても切り離せないと感じるようになったからです。
実は何よりも、「北斗の拳」の物語におけるレイの人物像については、かつての「鬼」の道を歩み続けてきた彼の生涯はもともといかなるものであったのか。
という観点にも立ちつつ、ケンシロウとマミヤがいかにしてレイ自身の心を切り開いていったのか。
そんな辺りを解読していこうかと思います。
少なくとも「北斗の拳」の原作に従ってレイのかつての人物像というものをおさらいしていくと、自分の両親を殺害し妹のアイリを連れ去った「七つの傷の男」に対する復讐のために生きてきた、というあらすじになっております。
そんなレイですが、マミヤにケンシロウといきなり初対面から心を開いたわけではなかったようです。
これもあくまで「北斗の拳」の原作に沿って、私なりに紹介しているものです。
少なくともレイが初めて「北斗の拳」の物語に登場した当初としては、むしろケンシロウとは一見一触即発、という印象を受け、表情としてもむしろ荒み切っていた、という感じでした。
またバットとリンによる、彼に対する第一印象としても、「とても人を助けるような顔つきではない」という風なところでした。
こうしてレイもまた、かつてはこの世に対して恨みの感情を捨てきれず、いかに汚い手を使っても自身のその恨みをただ晴らすのみ、といったことしか頭になかったと、いう風です。
以来、レイが牙一族との死闘をケンシロウにマミヤと共にして妹のアイリを連れ戻して以来、共に旅をし続けて来ました。
その旅において、ラオウとの死闘、そしてユダを倒してからラオウに付かれた秘孔がもとで絶命するまでの流れについては、今一度復習していただければ何よりかと思います。
言うまでもなく、レイがここまで命懸けの使命を悔いなく全うできたのは、ケンシロウとマミヤの主導力があったからこそでした。
言い換えれば、レイのメンターとなったのが、マミヤでありかつケンシロウであったと考えられます。
「北斗の拳」でのレイのマミヤとの出会いと改心の、美学的なお手本
今回の記事のタイトルの問いについては、今更という印象を受けた「北斗の拳」愛好家の方もおられるかも知れません。
がしかし、実はこの度のレイの改心については、私なりに現実社会に当てはめてみても、なぜか大きく共通すべく学びが得られるような気がしてならないのです。
ここでひとまずは、この度の主題とは異なる視点に立って見ても、これまた以前お話しした山のフドウとしてもまた、邪道の限りを尽くしてきたチンピラ生活から、ユリアとの出会いをきっかけに愛情というものを教えられました。
以後フドウは鬼の顔を封印することにより、万人から慕われるようになったという生涯と、レイの今回の投稿については、少なくとも共通点がある、という事です。
この正しく、両者に共通する生き様こそが、実は私としてもピンとくるようなものがあるというものです。
最も「北斗の拳」の物語自体が、我々の日常においては大いにお手本となるべく学びが見いだせるものでしょう。
中でも今回お話ししているレイのマミヤとの出会いによる変化というものは、山のフドウと同様、ヤンキーがある決定的な出会いを機に改心して人のためにあれこれ尽くし高い信頼を得られるようになった、という展開にも当てはまるような気がしてならないのです。
言い換えるなら、実は私としてはぶっちゃけこの度の例の生き様を最も紹介したい対象こそが、例えば元ヤンキーで変わりたい、という風な人物であります。
こういうとどこか偉そうに聞こえるかも知れません。
それでも、そんな改心を目指すような若者達に対しては誰でもいい、マミヤやケンシロウのようなメンターとも言える存在を探して、レイのような美学的な生き様をお手本としてもらいたい。
これによりゆくゆくは、他の誰かの為に義の精神を尽くせる、そんな生き様を実現してもらえれば、これほどまでにありがたいことはありません!!
こんなところが私自身としても偽りなきところであります。
我々もまたその反面、マミヤやケンシロウのように、誰かの荒んだ心を開ける人物にどうしたらなれるか。
そんなお手本を見習って行きたいものであります、というよりもむしろ、これこそもまた今後の私自身にとっての生涯における決定的な課題として心得ずにはいられないところです。
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です 。
したがって、テレビアニメとは場面が異なる場合も少なくはないですが、紹介させていただいた原作を基に、下記より👇「北斗の拳」のテレビアニメのご視聴をいただければ、何よりかと思います。
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