ラウドネスは高崎晃氏もまた、本物の誇れる日本人の代表です!!
今回はまたラウドネスという日本初の世界に誇れる音楽界の巨頭、それも高崎晃氏という孤高の演出力を持つギタリストについて、お話ししていこうと思います。
ラウドネスに関しては本サイトにおいても例えばアイアンメイデンなんかと並ぶべく無敵のカリスマ的存在として、過去にも投稿したことがあります。
元々ラウドネスの高崎晃氏を始めとした創設メンバー達としては、我が国におけるいわゆる「ハードロック文化創成期」に当たるべく70年代より、既に新境地を求めて人知れぬ模索を繰り返していた、そんなところであります。
ここでまずは、そのラウドネスが80年代初頭に劇的なデビューを飾るまでの、無敵なるカリスマとしてのルーツを辿っていくことにします。
高崎晃氏の出身地としては、日本有数のヘヴィメタル・ロックバンドを輩出してきた大阪であり、高崎晃氏がギターに目覚めたのは70年代初頭における、中学生の時だったそうです。
その目覚めた時期的には、例えばディープパープルやレッドツェッペリンといったカリスマ達が現役の最前線で活躍していた頃でした。
という事は、高崎晃氏即ちラウドネスにとってのルーツは、ディープパープル等の音楽性にあるとするのが、相応しいところです。
ここでいきなりですが、この高崎晃氏本人による、かつての初心者の時期における猛勉強についての証言が甦って来たので、お話しします。
練習時間としても毎日12時間は軽く超えていたらしく、何よりも本人をして、
正しく血の滲むような積み重ねをして初めて、何事もモノにできる
と言わしめたほどです!!
未だに私としては、この高崎晃氏による証言について、「言うが容易く、行うが難し」と表現するに値するものだと強く感じております。
以上のような高崎晃氏なりのルーツを見つめつつ、ラウドネスとして誇り高きカリスマ的デビューを果たすまでの実録についてもまた、これより見直そうとするところです。
ラウドネスとして高崎晃氏が、誇れる第一人者として最前線に立つまで
ラウドネスのバンドの前身としては、「レイジー」なるディープパープルの名曲から命名したとされているグループでした。
それも結成は1973年、高崎晃氏にヴォーカルの影山ヒロノブ氏らを中心に結成され、後ほど高崎晃氏の高校の先輩であった故・樋口宗孝氏が加入して、ディープパープル等のハードロックのカバーを行いつつ、演奏力の向上に打ち込んで来ました。
そして1977年にデビューし、数々の有名音楽番組に出演していくも、世にいわゆるアイドル路線としての認知が高く、高崎晃氏始めとしたメンバー達は、自らの原点であるハードロック路線とのはざまで、複雑な葛藤を続けていたようです。
最も、高崎晃氏自身としては、既にその時期から演奏力が高い評価を受けていただけに、そう考えると葛藤はなおさら例えようもなきものであったという事が、伝わって来ます。
以上のようなメンバー達の計り知れぬ葛藤の末に、ラウドネスとしていち早く、我が国のハードロック・ヘヴィメタル文化の先駆者として第一歩を踏み出したのが、1981年11月の「THE BIRTHDAY EVE・誕生前夜」発表でした。
このラウドネスのデビューアルバムにおいては、高崎晃氏のギターサウンド、リフ、そしてメロディーラインどの角度から見ても、少なくともそれまでの日本人のアーティスト達にはあり得なかったほどの、高度な技術と演出力でした!!
このデビューアルバム発表当時のご時世としては、ちょうどイギリスのニューウェーブであったアイアンメイデンやデフ・レパードらの若手達も、先駆けの第一歩を踏み出した時点でした。
次いでに、このラウドネスのほかに、それまでの日本の業界にはなかったような右に出た演出力が実現できていたのは、恐らくBOW WOW(後のVOW WOW)における、山本恭司氏のギタープレイくらいだったとされております。
したがってこのデビューを機に、後々ラウドネスは1985年発表のアルバム「THUNDER IN THE EAST」辺りから飛躍的な世界進出を果たし続けました。
高崎晃氏としてもまた、例えば当時の若手ギタリストであったポール・ギルバートのような名ただるギタリスト達に影響を与えつつ、全世界においてその資質が高く認められ、支持されていくことになったのです。
ラウドネスを通じた高崎晃氏なりの、孤高なる美学のカリスマ街道
気が付けばラウドネスなる孤高で無敵なるカリスマ的存在を、約40年もの長きに渡り牽引し続けてきた高崎晃氏の道のりもまた、波乱万丈以外の何ものでもありませんでした!!
以前の繰り返しにはなると思うのですが、一見世界進出街道を突進するのみと思われた80年代末期における、ヴォーカルの二井原実氏の脱退。
以来、目まぐるしくメンバー達が入れ替わり、高崎晃氏自身としても路線に悩んでいたであろうと、私は振り返っております。
その末の葛藤が報われたのか、「信じ続ける者達は救われる」とばかりに、2000年には二井原実氏と樋口宗孝氏というオリジナルメンバーを迎え、ラウドネスは再び先駆者としての原点に立ち戻ったのです!!
こうして、日本のハードロック・ヘヴィ・メタル文化が新たなる輝きを放ちながら精力的に活動を継続するも、2008年には樋口宗孝氏が病死。
そんな苦難にも折れることなく、ラウドネスは現在に至るまでオリジナルアルバム発表から全国ツアーを始めとした、多角的なコンサートも行い、あくまで日本の業界最前線を無敵なるカリスマとして、たゆまず走り続けております。
今回はラウドネスも、高崎晃氏なる中心人物に焦点を当てて語らせていただきましたが、その無敵なる実録の証としては、
日本人として、全世界という舞台で闘い続けたい
という風な、正しく唯一無二の孤高なる、言い換えれば天上天下唯我独尊以外の何物でもない、本物の美学を貫き通すべくプライドが最大限に演出された生き様であったと言うべきです!!
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