千葉繁氏の代表作「北斗の拳」での侮れない英雄像
千葉繁氏の代表作「北斗の拳」でのたかがザコ役、されどザコ役
千葉繁氏もまた、国民的代表作としての「北斗の拳」においては、前回お話しした銀河万丈氏同様、絶対不可欠な存在であることもわきまえねばなりません。
なんせ千葉繁氏といえば、これほどまでの代表作にて主にザコ役で、何度も何度も主人公に秘孔を突かれては派手な断末魔にて散っていった、それほどまでの重役であったとされております。
最も、千葉繁氏のザコ役については、もう飽きるほど味わった、そんな愛好家達も少なくはないでしょう。
しかし、今改めて感じるのですが、たかが大勢いるザコ役達とて、元はと言えばそれぞれ守るべきものがあり、この乱世を生き抜くという揺ぎ無き信念があったのは、言うまでもないことです。
なんせこのザコ役における、千葉繁氏の声の演出にも着目すべきものであります。
例えば、古川登志夫氏や銀河万丈氏とはまたまた異質な、高い音域での断末魔が決定的なトレードマークになっており、聴く者達の鼓膜を大きく揺さぶる醍醐味があります。
勿論、この声と言えば千葉繁氏!! という代表作としては、「北斗の拳」以外でも多々存在し、今日に至るまで語り継がれております。
という事で今一度、千葉繁氏の1つの代表作「北斗の拳」ザコ役の断末魔なんか耳にタコができるほど聞いた、という愛好家の方たちにも、たかがザコ役、されどザコ役という感覚で、見直していただければという風に思います。
勿論、千葉繁氏は「北斗の拳・2」においても、大役を果してくれていました。
千葉繁氏こそが、「北斗の拳」なる無敵の代表作の英雄的語り部である
この千葉繁氏、「北斗の拳」においてはザコ役だけを担当していたわけではありません。
「北斗の拳」の次回予告を始めとし、オープニング主題歌の前のナレーションに、ケンシロウの対決時における、例えばデビルリバースなんかの敵役の技の紹介等々、思い起こせば次々と発掘できるものです。
第一、国民的代表作の顔ともいえるナレーションを手掛けた、それほどまでの威厳と風格があってこその千葉繁氏とも言うべきです。
なるほど、千葉繁氏自らをして「ナレーションを担当していくに当たり、次から次へとテンションが上がっていく一方だった」と言わしめたほど、いかに代表作への愛着が本物だったか、という事に対する動かぬ証拠となっております。
さらには、「北斗の拳」なる代表作を劇的に演出してきたまでの英雄的語り部である千葉繁氏なりの生涯としても、度重なる下積みを叩きあげてきたようです。
この代表作に辿り着く、更にその前の声優に転身する以前としても、役者時代にはスタントマンを務めるほど、体を張った場面も演じたといいます。
そういえば、千葉繁氏本人からはまた、声優を目指す若者たちに対しては、「少なくとも10年は体を使って芝居を学習すべきだ」という、実に親身になった提言もしてくれております。
つきましては今回もまた、「北斗の拳」における、千葉繁氏のその代表作における英雄的な役どころを、下記よりご視聴いただければ何よりありがたいと感じております。👇
名作ぞろいのU-NEXTなら、31日間お試し期間付きで、ポイントも有効活用できます!!
月額利用料金は、2,189円(税込)です♪