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「北斗の拳」でケンシロウとユリアはラオウ亡き後、何を残したか

2019/08/08

「北斗の拳」とはケンシロウをユリアが待ち続けた物語でもあった

 「北斗の拳」の主題とは言うまでもなく、ケンシロウがラオウを倒す場面であったわけです。

 またそれと同時に、かつてシンに連れ去られたユリアが、ケンシロウが強敵達との非情なる闘いを終えて帰ってくるのを待ち続けたドラマでもありました。

 
 「北斗の拳」の英雄としてはトキもまた、病に侵されつつもユリアがかつてサザンクロスでケンシロウを待ち続けたのと同じく、カサンドラで囚われの身となって、ケンシロウと劇的な再会を果したのでした。

 
 このユリアにせよトキにせよ、ただ単にケンシロウを待ち続けたというだけでなく、その待ち続けた動機とはどこにあったのか。

 

 実はこのことに対する回答としては、なぜか両者ともごまかしが効かないと思うくらいに、共通点を見出せるように感じるのです。

 
 確かにユリアとしてもトキと同じく、病に侵され余命いくばくもないほどのところまで来てはおりました。

 
 がしかし、それにも増してユリアとしては運命に抗うことなくむしろ事の成り行きを平静を保って見据えながら、ケンシロウを待ち続けるという体勢を取ったのです。

 

 この視点からも、「北斗の拳」のヒロインとしてのユリアは凄絶を極めた乱世においては、だからこそむしろ、時代の荒波に抗って飲み込まれることなく現実と真摯に向き合い続ける体勢を貫いたのです

 このことにより、如何なる乱世をも生き抜く揺ぎ無き生き様であったことを身を持って示したのです。

 
 ちょうどトキがケンシロウに静よく動を制す、との戦いの姿勢と生き様を教えたていました。

 ユリアもまた南斗六星最後の将として、覇道とは大きく異なる体勢にて平穏を保つことにより、ラオウ亡き後も生き残ってきたのです。

 

 ここでまた新たに、ユリアは「北斗の拳」のヒロインとして、過酷な現実を生き延びるための教えを見出してくれたのです。

 
 あくまでラオウやサウザーのような強大な力の持ち主ではなく、冷静に非情な現実と付き合い続けたものこそが長く勝ち残れる、というべきものでありました。

「北斗の拳」ではケンシロウとユリアの再会が、乱世平定を築いた

 このことは、少なくとも「北斗の拳」の愛好家の皆さんであれば、恐らくピンと来てくれるかも知れません。

 
 北斗神拳伝承者のケンシロウと、南斗の慈母星として乱世において平和を守り続ける宿命を持つユリアとが一体化してこそ、「北斗の拳」の物語の世界には真なる平和というものが訪れる、とされていました。

 
 そういえば既にユリアとしては、ラオウが覇権を目指していたその間にも、南斗第6の将として自由と平等の平和の街を築いていたという事が、原作から読み取れる場面があります。

 

 ただまた一方では、南斗五車星の雲のジュウザや炎のシュレンたちが、次々とケンシロウのためにラオウとの戦いに殉じていったのも、事実ではありました。

 この展開を見て、ケンシロウは「北斗の拳」の主人公としてセコい、みたいに叩かれていたこともかすかに覚えております。

 

 
 この件については、「北斗の拳」に限らずどの物語においても、例えばどうしても登場人物としてあの時こうしていればよかったんじゃないかな、という風な個人的な感覚は多かれ少なかれあることでしょう。

 
 が少なくとも、そういう事に対して批判をしていてもまた、「北斗の拳」の物語の魅力というものが理解できずに遠のいていってしまうのではないでしょうか。

 

 よく振り返ってみると、ラオウ亡き後もケンシロウとユリアが安住の地で休息をとっていたその数年間の間にも、「北斗の拳」の世界に平和がもたらされていたのは、実証されております

 
 この点に関してもまた、ケンシロウは救世主として、結果的にその後(バットとリンが成人後の、「北斗の拳2」の世界)にも乱世を平定できず、闘いをさらに拡大していっただけで何もしてくれなかった、みたいな批判めいたことを言っている人も目立つようです。

 
 


 最も私から言わせると、それはあくまでもケンシロウなりの宿命であった、という事です。

 いかにこの世は再び混迷の時代に突入したとはいえ、少なくともこの戦いの場面のみが「北斗の拳」の物語の全てではなかったはずです

 
 ただどうしても、というなら例えばユリアが病に侵されずに南斗の将として生き延びていたならば、ケンシロウの北斗神拳と共に混乱をもう少し鎮圧できていたんじゃないかな、ってところです。
 

 

 従って、「北斗の拳」の物語においては、少なくともケンシロウとユリアが数年に渡ってかつての乱世を平定に導いたという真実を、あくまでありのままに受け入れるというのが、私なりの姿勢であります。

 

  ※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です

 
 したがって、テレビアニメとは場面が異なる場合も少なくはないですが、紹介させていただいた原作を基に、下記より👇「北斗の拳」のテレビアニメのご視聴をいただければ、何よりかと思います

 
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カリスマ継承漢とは何者か

 

ここで私カリスマ継承漢が何ものであるか、ごく簡単にそのプロフィールを紹介させて頂きます。

まずは、私自身の経歴等の個人的な情報については、下記の通りです。

 

 

 

名前 : カリスマ継承漢

性別 : 男

生まれた年 : 1975年

 

前職 : 某コンビニフランチャイズチェーン店の経営主(15年)

 

 

 

影響を受けた、無敵の歴史的なカリスマ的お手本達

 

テレビアニメ

・「北斗の拳」及び「北斗の拳・2」

音楽

・ラウドネス

・アイアン・メイデン

まあ、数ある私にとっての歴史的に残るべく、無敵なるカリスマ的存在を絞り込むと、上記のような型になります。

 

 

 

という事で、ここでは私自身が「北斗の拳」を始めとする無敵のカリスマ達を語るに当たってまず1つ、

 

 

 

言うまでもなくこれらを始めとした存在が、私にとっての決定的な強みになってくれている

 

だからこそここまで投稿を継続でき、今後ともよりさらに高い無敵の存在価値を見出しつつ提供していこう、みたいな志が消えることはありません。

やれ無敵だ、無敵だと、偉そうに繰り返しているとは思いますが、仮にも私自身にとってのカリスマ的存在の最高峰を語り、

 

 

 

世の人達が苦悩に縛られずに道を開拓していけるための新発見を、たとえ少しでも生み出していく

 

というところこそが、私カリスマ継承漢なりの姿勢とするところです。

 

 

 

どの視点から見ても、現代社会は詰んでいる、と声高に言われており、勿論私自身がいくらここで発言したとしても、すぐに世直しを現実化することは不可能です。

ただし、だからと言って何も行動を起こさなくては、いつまでたっても道は開けず、苦悩に縛られたままの生涯で終わってしまいます。

それもまずは私自身が、先人としての究極の存在を語る立場にあっては、

 

本サイトの訪問者さん達一人一人のために、揺ぎ無く挑戦をし続ける

言いまとめるなら、「北斗の拳」「アイアンメイデン」という無敵のカリスマの語り部であることを通じて、私自身としてもまずは何より、繰り返しになるようですが、

 

このカリスマ継承漢自身が、「北斗の拳」「アイアンメイデン」始めとした、先人達による無敵なる歴史物語を語るに相応しい存在として、どうあるべきで、どの様に行動すべきか

 

という課題に対する学びというものもまた、一つ一つ着実に得ていく姿勢にて、本サイト「無敵なるカリスマ達の実録」を営んでまいります。

長々とお話しさせていただきましたが、私としては言うまでもなく、情報発信をすればそれでよし、等とは思ってはおりません。

 

少しでも多くの人達に対して、以上のようなカリスマ継承漢なりの魂が届けば、という風に思っております。

 

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