ラオウがケンシロウとの戦いのため、 ユリアに対していかに
ラオウがユリアと対面するも、ケンシロウとの戦いのために非情を通す
「北斗の拳」の物語で、ラオウとしてはケンシロウ以外に山のフドウとの戦いで恐怖というものを教えられて以来、ユリアを居城から連れ去るも、複雑な葛藤というものを隠せずにはいられない、そんな状況でした。
ぶっちゃけ、このケンシロウ対ラオウの最後の宿命の戦いへと突入していく場面をお話ししていくに当たっては、私なりに原作に沿ってとは言えど、書きたいことが次々と出てきてしまっているため、順番的にはバラバラになっていることを、お断りしておきたいです。
おさらいではありますが、ラオウがユリアの居城にて海のリハクの仕掛けで一階に転落し、そこでまさにユリアと対面したのです。
そこであたかもラオウとしては神は自らを選んだのだと全てを悟ったかのように、ユリアを連れ去っていってしまいました。
ラオウにとってはケンシロウとの最後の戦いが刻々と迫っている中で、自らの居城に戻るや否や、一回目の戦いによる相当な疲れのため、まるでバッタリと倒れるようにして眠りについてしまったとみられます。
まさにその見た夢というものが、ケンシロウに一撃を食らうという、これからラオウ自身が辿るべく運命そのものの実現を証明していたかのようでした!!
その一方で、ラオウ自らが連れ去ったユリアとしては、あくまでケンシロウとの宿命の戦いを見届けるためにも、ラオウが睡眠中に厚い手当を施していたのです。
あれほどまでのユリアの愛情までをも認めようとはしなかったラオウとしては、だた単に認めないどころか、もはや愛情など屈辱以外の何物でもない、と言わんばかりに、その苛立ちのあまり傍にいた部下にまで鉄拳をふるう始末でした。
しかし、このユリアの愛情というものが、更に一層ラオウを追い込んでいく展開となったのです!!
ラオウがユリアの愛情により、ケンシロウとの戦いの最期の決意を!!
「北斗の拳」の主人公としてのラオウも、ここまで来ればかつての神を超え、そして天をも掴むという野望は、もはや大きく揺らぎだしていた、というかこのユリアと再会した時点ではすでに砕け始めていた、というのが相応しいようです。
ユリアといえば、ラオウ自身にかつて恐怖を教えたというあの山のフドウでさえも手を出せないような存在であったのです。
言うに及ばず「北斗の拳」のヒロインとして、万人に対して厚い愛情を注ぐような存在でかつケンシロウだけでなく、ラオウにトキ、シン、そして雲のジュウザとまで多くの強者達を引き付けて止まなかったユリアでした。
果たしてラオウとしては、そんなユリアに対してまでこれ以上非情に徹することが出来るのか?
ここでまた復習にはなりますが、ラオウとしてはすでにトキとの戦いの場面において、死兆星を見ていたのです。
まさにその通り、前回のケンシロウとの戦いにおいては、ついにラオウが生まれて始めて捨て身となり、決死の覚悟を決めていた場面もありました。
ラオウが今まで掴もうとしていたのは天でも神でもなく、つまりケンシロウとの戦いに勝利することだったという真実が、この度のユリアとの対面でより一層ごまかしがきかぬものとなってきたのです。
したがって、ラオウとしては自らの生涯に対して重大な責任を取ってけじめをつけるべく、その最終場面へと真っ先に突進していくしかないところまでやってきました!!
自らの信念を貫き通し、そして起きたこと全てに対して責任を実行する。
こんなラオウの生き様が証明されるべく、史上最大のクライマックスが、泣いても笑っても目前に迫ってきたのです!!
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です 。
したがって、テレビアニメとは場面が異なる場合も少なくはないですが、紹介させていただいた原作を基に、下記より👇「北斗の拳」のテレビアニメのご視聴をいただければ、何よりかと思います。
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