ラオウ対トキ、両者の宿命のルーツが今明かされる!!
ラオウ・トキ両者が、宿命の故郷にて劇的な対面を!!
ラオウとの命運をかけた宿命の対決に当たり、トキはまたケンシロウとも自らの拳を試し、互角の結果となったのですが、まさしく「今ここで私は倒れるべきではない」という揺ぎ無き闘志が、トキ自身を動かしたのです。
そこでトキがケンシロウ、そしてバットにリンと共に出向いた土地とは、実兄ラオウと共に生まれ育った故郷であり、その故郷にてラオウ対トキの絶対不可欠な宿命の対決が後に展開されることになるのです。
言うまでもなく、いくら血のつながりのある兄弟とはいえ、ラオウとの対決に向けたトキ自身の最期を意識したその決意たるものは、想像を絶するものでした。
そのラオウと共に生まれ育った故郷にて、トキはケンシロウたちと共に自らの両親の墓前にて今まさに宿命の対決への誓いを果したのです。
更にはすでにトキ自身だけでなく、実兄ラオウの墓も立てられていた様子です。
かくしてまさしくラオウとトキを、この生まれ故郷の地に両親が導いてくれる型となり、これより宿命がおびき寄せた絶対不可欠な対決場面が展開されていくことになるのです。
ラオウとトキの幼少期より始まっていた、宿命の道
ラオウとトキがいよいよ息をのみ込むようなご対面の場面に差し掛かったまずその第一場面としては、ラオウがトキと共に幼少期に身に着けていた胴着を公開したところでした。
これにて、ラオウとトキの幼少期の思い出が回想されていく型となります。
幼くして両親をなくしたラオウとトキの兄弟は、既に生まれつき拳法を学んでいたようです。
驚いたことに、この時点ですでにラオウ自身としては、北斗神拳伝承者として先代のリュウケンに弟子入りする前より既に、トキと共にこの世で最も強い兄弟になることを決意していたと読み取れます。
親を失い悲しみに暮れるトキに対して兄のラオウは、もし何かつまづいた時にはこの場に来て胴着を見て、「俺達がこの世で最強の漢なのだ!!」との決意を固めるよう手ほどきしていたのです。
「北斗の拳」愛好家たちの間では、よくラオウとトキの宿命の道は北斗神拳伝承者として弟子入りしたその時点より始まった、と言われていますが実は、この両者が弟子入りする前より既にその宿命の道は始まっていた、と考えられます。
言い換えれば、ラオウの覇者としての全ての原点は、あくまでもラオウ自身の生来のものであったと、考えられるのです。
ラオウとトキが、北斗神拳先代伝承者との非情の対面!!
こうして幼きラオウとトキが共にこの世で最強の男になるという事を語り合っていた、まさしくその場面に現れたのが、北斗神拳先代伝承者であったリュウケンでした。
ひとまずはリュウケンが着目していたのは、ラオウでした。
ラオウの父親から生前、リュウケンは自らの息子であるラオウをよろしくと頼まれていたようです。
そこでリュウケンがラオウに対してとった行為とは、恐るべきものでした。
その場にラオウと共に居合わせたトキを崖っぷちに立たせて、断崖絶壁の底へ突き落したのです。
目的としては、「先に這い上がってきた方に弟子入りを認める」というものでした。
ところが、その先にはあり得ないような場面が待ち受けていたのです。
何とラオウが弟のトキを片手で抱きかかえて、断崖絶壁を這い上がって来たのです!!
さらにその上、ラオウの口からまたまたあり得ないセリフが飛び出してきたのです。
「俺はあくまでトキと共に弟子入りする、トキの面倒は俺が見る!!」と。
このラオウの姿勢は、言うまでもなく師父リュウケンの想像をもあり得ないほど絶するほどでした。
そしてリュウケンの見通しの如く、将来ラオウの野望は自らの想像をはるかに超えて、巨大化していくことになるのです。
以来、ラオウとトキは宿命の道へ足を踏み入れてからは、同じ北斗神拳を学んだ身としても、実質的には決定的に異なる道を歩んできたのですが、ここで我々もまた、原点回帰というものは、如何なる重点となるべきか。
原点回帰とはすなわち、自らの目的意識を明確にするためには、見逃してはならないものであります。
言い換えれば、かつていかなる動機に基づき、事を始めたのか。
今一度、この認識を呼び戻しそして今後の営みをさらに質の高いものとして目標を実現化していくに当たっては、全てにおいて原点回帰というものは、決定的な心得となってくれるはずです。
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※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です
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