「北斗の拳」のデーモン閣下を巡っての著作権論争!?
「北斗の拳」でデーモン閣下を模ったこのキャラの生き様
「北斗の拳」ではデーモン閣下を模ったキャラで名もまんま「コグレ」というアニメ専用キャラもまた、話題を呼んでいました。
「北斗の拳」でのデーモン閣下を模ったこのコグレ自体の登場もテレビアニメのキャラ達の中では、一種の伝説として語り草になっているようです。
最もこのキャラ採用の動機として考えられることはまず、「北斗の拳」といえばあくまで世紀末において力がすべてを支配するご時世であることと相まって、デーモン閣下のグループ名及びその性質もまた「北斗の拳」の世界観に通ずるものとしたところがあったからでしょう。
言い忘れましたがデーモン閣下は「北斗の拳」放映当時における愛称としては「デーモン小暮」であって、即ち彼自身の本名からきているとなっております。
そこから「コグレ」と命名された、という運びでした。
このコグレというキャラが登場するのは「北斗の拳」テレビアニメの第四部に当たり、南斗五車星の山のフドウが登場し出した辺りからとなっております。
世紀末においてはいかなる外道な手も惜しまない、言ってしまえばそんな盗賊キャラであり、バット達に卵を分け与えてくれた、あのニワトリ商から鶏を奪って部下達と食べていたところに現れたケンシロウと対決することになるのです。
目的としてはケンシロウを倒して拳王軍への入隊、というものでしたが、このコグレは「北斗の拳」によく出てきがちなその辺のザコキャラ的盗賊とはまたまた違った存在だったのです。
という事で、このコグレなるキャラの決定的場面としては、以下のような型でした。
ケンシロウと初対面にて、部下がやられたその拳法が北斗神拳であることをすぐに見抜き、その上KINGやサウザーなる名前を出したことから、コグレ自身は生き抜いていくための情報には長けていて、「北斗の拳」の物語の初期から活動していたと見られます。
というよりも何より大きな見どころとしては、泰山流四束拳なる拳法の使い手であったという事です。
その拳法たるものもまたまた、コグレが司令塔となって残り3人の部下たちと共に目にもとまらぬ早業で襲い掛かるという、敵キャラとしては他に類を見ない拳法でした。
この技でケンシロウを苦戦させるも、その動体視力で4人の動きそしてコグレ抜きにしてはこの拳法は成り立たないことを見破られ、4人まとめてあっけない最期を遂げました。
以上よりこのコグレ自体のキャラとしては、「北斗の拳」のザコキャラ達の中でも、知恵と戦闘力は上位に値するものであったと考えられます。
「北斗の拳」でデーモン閣下似のキャラ採用となったその背景とは
「北斗の拳」制作関連者側とモデルとなったデーモン閣下との関係については、あれこれとささやかれているようです。
まずここで1つ考えられることとしては、制作された時代が時代なだけに今日ほど著作権云々についての縛りがきつくなく、その辺についても暗黙の了解みたいなものがまかり通っていたからこそ、あのような演出も可能になったのであろう、という事です。
ただ一方では、コグレ採用に当たっては当の本人であるデーモン閣下の許可を正式に得ることなく決行された、という情報もあり、という事は今回としては著作権について改めて考えさせられる一投稿でもあると、自ら感じております。
⇒デーモン閣下による聖飢魔Ⅱでの活躍ぶりはこちらで紹介
今回の「北斗の拳」のコグレの件に限らずモデルとされたデーモン閣下についてはまた近年、NHKの某番組に自身の肖像権が勝手に使用されたことに対して不快にご立腹され、誠実な対応を求めたという事です。
「北斗の拳」のデーモン閣下似のキャラに限らず著作権は絶対不可欠
「北斗の拳」とデーモン閣下との今回をいわゆる「著作権をめぐって云々」については、他の事例にも大いに共通することであります。
繰り返しにはなりますが「北斗の拳」にてあのデーモン閣下似のキャラがゴーサインを得られていたのは、あくまで時代背景的にたまたま運がよかっただけにすぎません。
私達が今こうして「北斗の拳」を始めとした、無敵なるカリスマ達の物語を紹介させていただいているのも、元はと言えば何らかの関係者達を通して「許可」というものを得られているお陰でもあります。
言い換えるなら、
無敵なるカリスマ的先人達が生み出し続けてきた最高傑作達の、知的資産達を守り抜いていく
事を何よりも目的として、「著作権」というものは絶対に避けれは通れない、そんな古今東西における世界的秩序としてわきまえていきたいものです!!
ということで繰り返しますが、何らかの型で本人に許可を得るか、また場合によっては届け出も必要である、というのが社会的信頼関係の視点からも絶対不可欠となっております。
ましてや今日においては、著作権については言い換えれば一事が万事、みたいな感じで少したりとも過ちが許されない状況であります。
つきましては、今回の「北斗の拳」におけるコグレ採用の件から改めて著作権とは何か、という視点に立ちつつ、併せてアニメオリジナルキャラとしてのコグレの見どころも楽しんでいただければ、と思っております。
「北斗の拳」テレビアニメのご視聴については、以下よりお願いします。👇
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