「北斗の拳」の南斗五車星・雲のジュウザ始動の背景とラオウとの対面
「北斗の拳」の雲のジュウザと共に動き出した、南斗五車星の一名
「北斗の拳」の物語も、南斗五車星の風のヒューイそして炎のシュレンたる兄弟がすでに散り、残りは前回よりお話ししている雲のジュウザに山・そして海が残される地点にまで差し掛かりました。
前回のお話しの続きではありますが、「北斗の拳」の南斗五車星・雲のジュウザがようやく南斗第6の将と対面したことにより、その正体がこれから次第に明らかにされていくべきところであります。
その正体こそが実は、「北斗の拳」の登場人物の中では恐らく知らない人はいないであろう、というほどの存在であり、それ以前に何を隠そう、ジュウザにとっても腹違いの妹であったのです。
この正しく、南斗第6の将を守るべく既に始動していた南斗五車星の一人がまた、山のフドウなる人物であったのです。
まずはこの南斗五車星の一人の漢と、ケンシロウとが出会った場面についてお話ししていくこととします。
これはあくまで「北斗の拳」の原作に沿ってではありますが、南斗五車星の風のヒューイが登場し、ラオウに挑むのとほぼ同時期に、ある村にて野党達に襲われていた際に、ケンシロウに助けられたのです。
この南斗五車星の山のフドウ、実は雲のジュウザがラオウ対戦にて殉じた後ラオウに挑むまで、訳アリという感じで拳を封印し丸腰を装っていたようです。
かくして南斗五車星の一人の漢・山のフドウも雲のジュウザと並んでケンシロウと共に旅をすることになったのも、あくまで「北斗の拳」の物語での凄絶な乱世において、運命を切り開き、そしてゆくゆくは平定を実現させるためであったのです。
「北斗の拳」の南斗五車星・雲のジュウザが覚醒、遂にラオウと対面へ
南斗五車星の話題としてもまた、少し話が逸れてしまったようですが、ここで再び雲のジュウザのお話しに戻しましょう。
前回の雲のジュウザについては、あくまでも「北斗の拳」の物語における役どころとして、そのキャラクターに資質というものを私なりに語ったつもりではありますが、今回はそんな中でもハイライトとなる場面を絞って話していこうと思います。
「北斗の拳」の原作では、実はラオウとしても南斗五車星の存在はすでに以前より認知していたようで、風・炎と散っていった後はいよいよ雲のジュウザが動きだしそうなところを、心の中では悟っていたのかも知れません。
そのラオウがまさに、南斗第6の将のために南斗五車星の戦士達が自らの進行を遮るその様を見ては、ますますその第6の将に対する狂喜の感情が高ぶっていったと思われます。
ここまで来れば、いよいよ「北斗の拳」の物語としても、雲ジュウザとラオウとが再会した、かの劇的な場面に差し掛かるところであります。
というよりも、実はこの南斗五車星の雲のジュウザは、実質的には「北斗の拳」の物語においては、同じ南斗五車星の山のフドウと共に、この時点では立ち向かったものであるとも、解することが出来ます。
我々もまた、日頃より決して一人ではなく、必ずや誰かに支えられて生きているという心得を忘れずに、この「北斗の拳」の南斗五車星の今後について語っていきたいところであります。
毎度紹介している「北斗の拳」の物語ですが、以下よりアニメのご視聴が可能です。👇
※以上に紹介した内容としては、「徳間書店」より2004年に初版発行されたコミックからの情報です
従って、原作とは場面が異なる場合もあります。
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