ディープパープルの名曲「バーン」の歌詞でカリスマの情熱を体感

ディープパープルの「バーン」の歌詞で、ハードロックの原型を学ぶ

　
　この度はディープパープルという、全世界のにおいて知る人ぞ知る全てのハードロック・ヘヴィメタル文化の原型的な存在となったカリスマによる「バーン」(1974年発表アルバム「バーン」のタイトル曲)という名曲の歌詞の世界について、私なりに解読していこうと思います。

　

　今更ではありますが愛好家達からするとディープパープルに対する名曲たちの情報については「バーン」も含めて、そんなもん基本に決まってるやろ!!　　みたいに思われるかも知れません。

　
それでも今ここでその「バーン」なる無敵の代表曲の歌詞もまた和訳することにもよって、ディープパープルなるハードロックという、音楽文化における先駆者的存在の高い資質というものが、より一層新発見できるであろうと、私なりに見通しております。

　

歌詞の解読に入る前にまず、今回私がディープパープルの名曲「バーン」の紹介を選んだ動機についてはまあ、そんなディープパープルのカリスマ的存在としての資質を新発見していたきい、といったようなところです。

　
とはいえ、いきなり歌詞の解読そのものを紹介していく、というのは、正直私としては著作権などの視点からもかなりの抵抗感があります。

　
そのためまずはこのディープパープルがどんなアーティストグルーブであって、如何なるカリスマとしての最大のお手本となる実録を残し続けてきたか、に重点を置こうと思っております。

　

ディープパープルそのものがデビューしたのは1968年で、ちょうど同時期にデビューしたレッド・ツェッペリンなる、これまた知る人ぞ知るハードロック界のそれも創始者的なカリスマととともに「業界の二大巨頭」として、半世紀にも渡り絶大なる支持を受け続けて来ました。
　
　
そのディープパープルが生み出してきた歴史に残る無敵なるカリスマ的資産としての楽曲達には、今回紹介する「バーン」以外に「ハイウェイスター」「スピードキング」「スモークオンザウォーター」などといった名が絶対不可欠な存在であります。

　
したがって、かくいう無敵なるカリスマ的存在による文化資産達の中から私なりに厳選した結果、「バーン」がディープパープルの原点の姿を最も的確に演出している、という気付きを得られました。

　この視点からも歌詞を解読し、さらにより一層密度の高い本質を発見できることを期待しつつ、今回もお話を進めていくこととします。

ディープパープルの「バーン」の歌詞を、多角的な視点から解読

　
　実はよくよくこの「バーン」なるタイトルそのものを見つめ直してみると、最も強くディープパープルのカリスマとしての本質を演出しているな、と改めて教えられました。

　
というより、この邦題そのものの和訳が「紫の炎」なる表現であって、さらにはディープパープルが演出してきた世界たるものは、ただ単なる音楽文化という枠を遥かに超越して、人類文明の原点という次元での価値のあるものとして私は共感しております。

　
何より炎という存在自体が、人類によってこそ生み出された、全ての文明の営みの源であり、その原点というものがディープパープルなる歴史的なカリスマにて語られてきた、と言っても言い過ぎではないはずです。

　

第一、1984年に創刊された「バーン」(シンコーミュージック)なるハードロック・ヘヴィメタル専門誌が存在するという事もまた、そのディープパープルなる存在の資質がいかなるものかを実証している一例でもあります。

　
したがって、歌詞に目を通すその前にタイトルからして、いかにも強く人類文化という視点での共感を呼び寄せるものであるという印象を受けます。

　

そんな点を踏まえた上で、歌詞の解読に入っていた行きたいところではあります。


　ただし何度も言うように、著作権という視点から引き起こすトラブルや誤解というものを避けるためにも、一見極めて曖昧な型になるとは思いますが、「バーン」の歌詞に見る曲の展開としては、私なりには以下の通りです。

　　　　　　　


真夜中を過ぎても赤い空を俺は見つめていた

　　　　　　　


大地は燃え盛り、都会は炎に包まれている

　　　　　　　


あの女が唱えるだけで、炎はさらに高く燃え上がる
　
　　　　　　


もはや我々にはなすすべはなかったのだ

　


以上のような「バーン」の歌詞からこそ、まさに炎の存在というものがどれほどまでに驚異的なものであるか、という事がまず読み取れます。

　
と同時にまた、その解読の裏付けとしては、炎というエネルギーの源を呼び覚ますことこそが、全ての生活の営みにおいては不可欠である、とのメッセージも込められていると私は見ております。

　
　

次にその「バーン」の歌詞及びタイトルそのものを直撃的に演出している、音楽的な演出についても見ていきましょう。

　
ディープパープルを始めとした、ハードロックの典型的なハイスピードテンポな曲で、まずイントロのリフからして、「バーン」なるタイトルにこの上なく相応しい旋律となっております。

　
音質的にも以前にもまして硬質でキレが出てきたのは言うまでもなく、演じ手側の感情移入というものが、未だかつてなかったほど前面に押し出されていたかな、と私は実感しております。

　
そんなギターリフと併せて、さらなる見どころとなるのが、ジョン・ロードのキーボードソロにおける、一瞬たりともスキを見せない劇的な世界観の演出がまず１つ。

　
もう一つは、デイヴィッド・カヴァーデイルによる前任者のイアン・ギランとはまたまた異なった、骨太で豊かな声量と、中音域でのしなやかな伸びが持ち味のヴォーカルが、新たにこのディープパープルというバンドに今までにはなかったような異質な次元での世界観を実現化したのです。

　
　
このデイヴィッド・カヴァーデイルの名が出てきたついでに語らざるを得ない真実というのがまた、ディープパープルの「バーン」の歌詞の世界が、そのホワイトスネイクという私の生涯にとっての一大カリスマ巨頭によってこそ、現役で歌い継がれているという事です。

　

つまり、ディープパープルのオリジナル・スタジオ盤として世に送り出されてから40年以上の時を経た現在もなお、デイヴィッド・カヴァーデイルのセルフカヴァーとしてホワイトスネイク名義で「ザ・パープル・アルバム」(2015年発表)が発売されております。

　
そのアルバムの中身としては、今回紹介するディープパープルの「バーン」を始めとした、カヴァーデイルが在籍時のディープパープルの代表曲たちが収録されております。

　

この「バーン」もまた、ホワイトスネイクというバンドのライブにおいても欠かせない一曲となっており、オープニングなんかにもよく使用されてきました。


　今ホワイトスネイクという名を出したついでにこのカヴァーデイルによる一大プロジェクトについても、少し触れておきます。

　彼はディープパープル消滅後の70年代後期にこのソロプロジェクトを始動、その後度重なる紆余曲折の末に８０年代後期には「サーペンス・アルバス」にて空前絶後の大成功を遂げました。


　結果このアルバムは全世界で1,000万枚以上を売り上げ、即ちこれにてカヴァーデイルは凄腕なマーケターであることが実証されたのでした。　

　




話しは戻しますがディープパープルなるカリスマ巨頭による、無敵節としての名曲「バーン」の歌詞の世界観なるものを、ただ単にハードロックという世界に完結したくはありません。

　

　音楽という枠にのみ囚われることなく、人類文化史上における文化資産という視点から見つめ直すことこそが、より一層密度の高い解読が出来るはずだと私は言いたいのです。

　
併せてまたこの「バーン」を生み出した、ディープパープルの関係者たちの視点や、更には長きに渡り「バーン」の歌詞を語り継ぐカヴァーデイルの視点に立ってこそ、次から次へと新たなる叡智を生み出していけることでしょう。

　
　無論このことは、全てのどのアーティスト達にも当てはまる真実です。

ディープパープルの「バーン」の歌詞に習い、不完全燃焼を克服!!

　今回紹介してきたディープパープルの「バーン」ですが、あくまでもカヴァーデイルによるセルフカヴァーだけでなく、「バーン」が世に送り出されて以来、数多くのロックアーティスト達によってもカヴァーされ続けてきたという決定的な動かぬ証拠も忘れたくありません。　
　

　なぜか、ひとえに言えば、このディープパープルの「バーン」が先ほど言ったように、人類文明の源とも呼べる、熱エネルギーのダイナミズムな世界観をこれでもか、これでもか、と言わんばかりに我々に語り掛けてくるような歌詞の世界観を演出してくれております。


　また、全ての悩める人達を解放し相応しい地点へと導いてくれる、そこにこそ唯一無二の資質の高さというものが見い出せるからであります。

　
　我々は感情の生き物であるため、常に心身共に好調であるという事はまずありえません。

　
　したがって、如何なる不調の真っただ中にあっても、このディープパープルの「バーン」の歌詞の世界と音楽の世界こそが人類だけでなく、すべての生命体にとってのどこまでも燃え盛るエネルギー源としての炎の存在というものを教えてくれております。


　この真実を決して忘れることなく、どこまでも不屈で突き進んでいけるような姿勢を崩したくはないものです。
　　
　
　訪問者の皆さんとしても、もしどこかでつまずいたと思うようなことや、いまいち何かを実践しようにもモチベ―ションが上がらなかったりすることが在るかも知れません。

　

　そんな際には、今回紹介した人類文化の一大カリスマ巨頭としてのディープパープルが生み出し、脈々と世に語り継がれてきた１つの無敵なる文化資産「バーン」の歌詞の世界を一語一語、そして一音一音をまさに呼び覚ますような感覚で体感していただければ、ありがたいに越したことはありません。

　
　このディープパープルの「バーン」の歌詞を多角な視点から解読しつつ、不完全燃焼の感情を徹底して断ち切っていきましょう!!

　
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