アイアンメイデンの大阪公演日程について、思ったこと

　

　待ちに待ったアイアンメイデンの来日ツアー2020が２ケ月後の５月に行われる、そんな時点にまでやって来たあの時、ふと頭を過ったことがあります。

　
　ここでは、アイアンメイデンの2020年５月来日についての、それもわざわざ大阪公演についての話題に焦点を絞りながら、

　
　その動機としてはズバリ、たちまち我々人類が世界的に直面してきたコロナウイルスによる危機を受けて何も考えずにいられなくなった、と言うところです。

　
　またあの頃現実的に、アイアンメイデンが2020年５月１日～13日に予定していた、オーストラリア／ニュージーランド・ツアーを延期すると発表したことを受けて、さらに大阪公演どころか、来日公演すらどうなってしまうのか。

　
　みたいな危惧が、私自身の中から消えることはありませんでした。

　
　言うまでなく、コロナウイルスはその当時では全世界各地にて、感染者数や死者数がもはや的確に把握するのについていけないほど、深刻な拡大を相変わらず続けてきました。

　
　まさにその深刻な状況に対応すべく、オーストラリア政府が外国人入国そのものを断行し、実質上鎖国的な状況となってしまったことが、第一のきっかけです。

　
　勿論、アイアンメイデンのツアーどころではなく、オーストラリアは立ち入りすらできない地域となってしまったのです。

　またちょうどその時、アイアンメイデンの母国であるイギリスにおいても、感染者は既に5000人を超え、死者も230人に達した、とのことです。

　
　このようなネガティブな話題ばかり出していては、考えるだけでキリがなくなってしまうとは思います。

　しかしそれでも、あれほどまでの世界的な危機に直面したからには、アイアンメイデンと全世界における支持者達との信頼関係という視点からも、素通りできない話題であります。

　
　さらには、特に今回私自身が大阪公演に視点を絞って話そうとするその裏には、アイアンメイデンだけでなく地域的な事情として、目をそらさずにはいられない事実関係があったからでもあります。

アイアンメイデンが大阪公演を予定したという事実に対して

　まずはアイアンメイデンが大阪公演を予定していた、その会場自体について、お話ししていこうと思います。

　
　大阪市は浪速区にある、エディオンアリーナこと大阪府立体育館にて、2020年５月22日(金)に開催される予定ではありましたが、実はこのエディオンアリーナというのは、2020年３月22日に大相撲春場所の千秋楽が何と無観客にて行われた、そんな場所でした。

　
　この試合については、「例え一人で感染者が出たら中止」という、何とも理解に苦しむものでもあったのです!!

　
　という事は、少なくとも裏を返せばコロナウイルス感染拡大の可能性が見込めた、という風にも解釈できます。

　
　このような会場にて、アイアンメイデンの大阪公演の予定について、あくまで延期なり中止の意思決定をするには、ある一定の時間を要したものでもありました。

　
　また、大阪公演と言えばキタは梅田のライブハウスにおいても集団感染が確認され、後々参加した観客達は大半が陽性反応が確認されていただけでなく、近親者たちも次々とという状況でした。

　
　ちょうど時期を同じくして、皮肉にも私の地元においても、山村地帯の田舎のおかげか、それまで０だった感染者数が３月１０日に１名確認されたのです!!

　
　そしてさらに、この感染者もまた梅田でのライブ参加者であったことも判明し、近親者たちも６名が感染したとのことです!!

　
　この状況では、少なくとも大阪公演については必然的に危惧せざるを得ない、というものでありました。

　
　実際のところ、例えばアヴリル・ラヴィーンの2020年５月の来日ツアーもコロナウイルスによる影響を危惧して中止されたほどです。

　
　あの状況では、５月におけるアイアンメイデンの大阪公演だけでなく、全ての来日ツアーそのものとしても現時点では開催が疑わしいものだと、当然私はそう見ておりました。

　
　ただ、あの頃では判断に苦しむ正念場という感じであり、我々愛好家達としても、未来の動向を見届けるしか他にありませんでした。

アイアンメイデン大阪公演中止の憂鬱を、いかに吹き飛ばしたか

　回りくどいようですが、私達のあの当時における不安感をまとめ上げるならば、大阪公演が延期になってしまわないだろうか、という事と、大阪公演決行後に感染者が確認されないだろうか。

　
　主にこの２点だったと思います。

　
　色々考えた結果、私としては何より安全最優先で万全を期すためには延期もやむを得ない、というのが偽りなきところでありました。

　
　ただまた一方では、本当のファンとしてはたとえ何があっても現場まで足を運ぶべき、という考えも恐らくあったとは思います。

　
　

　そんなこんなで結果的には、2020年５月の大阪公演どころか、ワールドツアーさえも言うに及ばす取りやめになってしまいました。

　だからと言って、どのみち中止に対する憂鬱ばかりを抱えていてもふさぎ込んでしまうだけで、何も先が見えてこないものであります。

　

　そのためにも、今回もまたアイアンメイデンの歴史的最高傑作達を改めておさらいしていきたいものであります。

　
　あくまでもコロナウイルスに限らず、アイアンメイデンなる無敵のカリスマと共に、今後とも如何なる危機をも乗り超えていければ、と考えております。

　
　
　そんな私なりの願いを込めて、今回もまたアイアンメイデンの最高傑作達を下記より紹介させていただきます。👇

　

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